■8/30 非想天則ネット対戦掲示板の両管理人会議の概要
○はじめに
掲示板の管理とは、管理人とは何なのか
この会議を通じて、管理人に対する認識について、参加者との大きなズレを感じざるを得ませんでした、
よってまず、管理人とはどういうものなのかをはっきりしておきたいと思います。


掲示板とは、誰でも自由に使うことができるコミュニケーションノートのようなものだと思います。
管理人の役割とは、このノートにタイトルを入れて用途を定めるということだと思います。
しかし、そこから先は利用者の自由意志によって書き綴られていくものです。

その自由はしばしば履き違えた人により、見る人を不快にさせてしまうものとなってしまいます。
それでは折角のコミュニケーションも、有用な情報源も苦痛を伴うものになってしまいます。
心無い書き込みが目立つと、それに流されて度を失う人も少なからず出てしまいます。
そういった心無い人に対処するために管理人には各種規制等の権限を持っています。
ルールを提示し啓発することで利用者の意識を流れ難くするといった暗黙の部分から、
書き込み、スレ立てに制限を加えたり、特定の単語を禁止したりと、多くの自由を制限することにはなりますが
目的の方向性がしっかりしているならば、秩序を保つことの方が私は重要と考えているため、
非想天則掲示板は現在のようなルールで管理を行っています。


ここまでは、一般的な書き込みとその閲覧が目的の掲示板での話です。


ではネット対戦掲示板ではどうでしょう。
一般の掲示板と違い、基本的な目的は書き込み内容ではなくネット対戦です。
そのために必要な相手プレイヤーの情報が要であり、まずそれが無くては始まりません。
また、対戦内容について観戦することはできても、一時的なものでしかありませんし、
管理者や他の利用者は干渉することもできません。
対戦募集を行うホスト側は、書き込みを行うスレッドを自分で選ぶことが可能です。
選ぶ基準となるものはありますが、最終的な判断は個人の裁量に任せられます。
また、クライアント側もそのホストに対し何の責任も負うことなく対戦を申し込むことが可能になっています。

このシステムにおいては、対戦マナーの悪い利用者を規制する方法は管理者にはありません。
ホストであるならば管理者に通報することは可能ですが、それを事実と証明するのは容易ではありませんし、クライアント側が行う場合は対策がありません。

掲示板でのネット対戦は、手軽である反面としてこのリスクから避けることは不可能なのです
ですから、管理人や利用者ができることはルールを規定して、皆さんでそれを守る雰囲気を作っていくことしかないと私は思っています。
それをやっていく上で必要なのは、利用者のことを考えつつ、不用意に意見に流されないことも
管理人として必要であると思います。
その点、私は意見に流されやすいですし、利用者のことを考えられていない、または誤解を招くようなことも沢山言っているので、信用に値しないかもしれません。

しかし、両掲示板の管理人であるdadaさん、蔦さんはそういった掲示板の目的を実現するために不断の努力をしてくださっています。
皆さん、その苦労を、努力を認めて出来る限り応援し、協力してあげてください。


○議題
掲示板の方針が被っていると言われること(大多数の利用者層が被っている、
違いがはっきりしていない、違いが解らない)について

○大まかな進行
(tuta01) こちらはなるべく同ランクの人と戦う事+ネタ使用OKが方針ですね。
(dada) こちらの板は「ネット対戦して上達したいと思う人向け」を方針としています


これに関して、両者のコンセプトは被っていないことははっきりしましたが、
アナウンスや誘導がしっかりしていないのが原因となっているという意見が出ました。


/*
実際のところ、私が議論に参加して掲示板のルール等を作成していた時点で、
掲示板のルールを煮詰める段階に至っておらず(コンセプトがあるとはいえ、最終的には利用者の意識次第であり、
掲示板の意向に沿って利用してもらうよう促すには具体的にどのようなルールにするかとなり、これが議論として非常に難しいものとなっていました)
具体的にどのようにアナウンスするかも定まらぬ矢先に蔦氏の掲示板が先に公開されてしまい、それを追う形で掲示板を公開してしまったという、
私を含めた関係者側の調整の甘さに問題があったと考えています。
*/


この意見を受け、お互いの掲示板で誘導をはっきりすること、どのような誘導文にして欲しいかを後日お互いに示そうという結論に至りました。


これで両掲示板の方針の問題については殆どが完結しています。



○それ以降
主に質疑等となりました。

(tuta01) 前の緋板の時だとデメリットってどんなのがあったんですか?上達したい人にとっての

というもので、これに関してdadaさんの見解に加え、プレイヤーの方がその視点からの当時の状態を説明してくださいました。

大まかに言うと、ランクが細分化された結果として、最上級ランクであるphantasm(以下ph)に箔がつき昇格が憚られたこと。
その一方で、上を求めたプレイヤーがphでは満足いかずに掲示板から去り、
最上級ランクであるにも関わらず上位のプレイヤーが居ないという状態が発生し、結果としてIRCなどに上位プレイヤーが密集、
その後も掲示板に戻って積極的にプレイすることはなかった、というものでした。

これに関して私の意見を述べましたが、その意図を連ねると長くなりましたので、最後の/* */内に。


また、掲示板が二つに分かれていることのメリット、デメリットに関してどう考えているかなどの質問がありました。
(dada) 緋想天の頃は1つの掲示板として機能していたのに分離した意図に関しては
(dada) 旧緋想天掲示板の管理のしたさんが、Ph過疎や下位スレッド居残り等から機能していないと感じたため
(dada) 掲示板を切り離し別所へ委託したため、そして
(dada) 蔦さんはそれが利用者のことを十分に考えていないとして別の掲示板を立てるに至ったためです

(dada) 統合は確かに便利かと思いますが、方針が大きく違うので住み分けしようと話あったのが今日の会議です
(dada) 統合 メリット…人が分散せず1つの掲示板に集まる デメリット…緋想天掲示板のように一部機能しなくなる恐れがある
(dada) 分離 メリット…お互いの掲示板が方針に沿った運営を出来る デメリット…利用者が分散して過疎化してしまう恐れがある



この他多数の意見等がありましたが、私個人の方針に関するものが大半でした。
それらに関しては、このページ内の私の見解、非想天則掲示板告知に関連する雑記などに目を通していただければと思います。
これらの要素は、ピンポイントで答えただけでは全ての意図が伝わらないことばかりであるといえます。
出来る限り多くに目を通し、多くの要素を考慮して意見や考えを述べてください。
意見についてはすぐに答えられるかはわかりませんが、内容に応じてweb拍手、非想天則攻略掲示板の管理要望スレッドなどで答えていくつもりです。


/*
■ランク細分化の弊害についての見解
私個人としては、アーケードゲームをよくプレイしていたので、対戦相手をある程度ランクで選ぶことができる仕組みというものは贅沢であるとすら思います。
(一方で、そういう仕組みを作れないアーケードゲームの不自由さがそれを廃らせる原因となったともよく言われますが)
しかし、この仕組みははじめに言った通り、掲示板利用者全てがそのルールに遵守しようという意識があり、
その上で利用者達が個々で判断する要素が多いため、自分の実力を客観的に判断する能力まで要することがあります。
そのような仕組みの中でもプレイヤーの数は多く、勝敗を決めるゲームである以上、必ず優劣が付いてしまいます。
しかし、対戦ゲームはその時の体調、キャラクターやプレイスタイルでの相性、その時のゲームシステム依存の運要素など、
勝敗を動かす要素はいくらでもありますから、本人がどう感じようとも全体から見れば大差ない実力差であることが多く、それに不満を述べたところで、
他人には解決する手立てはありません。ただ本人が意識を変えるか実力を伸ばすかしかないと思います。

強調しておきますが、これは掲示板内における初級者中級者だけの問題ではなく、上級者までの全てのプレイヤーに関連する問題です。

しかし、プレイヤーが各々の自由になるように流れていった結果がこのようになったのですから
元となるゲームの方でシステム的に解決策を出さない限り、掲示板ではどのような仕組みを以ってしても解決できない問題なのかもしれません。

また、これに関しては、プレイヤー間での無意識のネガティブキャンペーンが横行していたというイメージがあります。
特定のコミュニティなどで上位プレイヤーが掲示板や他のコミュニティプレイヤー層が弱いと言うと、やはり周囲のプレイヤーは少なからず影響を受けるでしょう。
それがプレイスタイルに関することであったり、プレイヤーの意識としての違いであったりしても、評価するのは自由と考えれば否定はなかなかできません。

しかし、それは掲示板の仕組みとして当然であり、仕方のないことを忘れてはいけません。
単なる7段階のランク分けでは、大まかに言えば700人のプレイヤーが100人ずつ分布させているに過ぎません。
(実際はそうではありませんが、単純化するために大雑把にしています)つまり、100人居れば100人それぞれのプレイスタイルと実力があります。
全員でリーグを行って順位を付けてしまえば腕前がはっきり分かれるでしょうし、同クラスのプレイヤーというものも見つかると思います。
もっとも、そのようなことは困難ですから、実力差を感じる対戦が頻繁に発生することになります。
そんな中で、実力差のある100の対戦より、拮抗した1の対戦を求めるという人も居るでしょう。
それならば、匿名で誰が相手になるか解らない掲示板より、名前を知ることができる環境を求めるのも無理はない話です。

しかし、全てが全てそういう考えではない人まで、その発言に影響されて掲示板を利用しなくなる。
これでは、プレイヤーが分散するのも、プレイヤー間のスタイルや知識に格差が出てくるのも当然の話になってしまいます。

もし、特定のコミュニティに属してはいるものの、この問題を解決したいと思っているのならば
周りに少しでも掲示板や他コミュニティを利用しようという気になるようなポジティブな発言をしてはどうでしょうか?

ただ不満を抱えて黙っていたり、不満を述べるのではなく、自分自身の意識と一個人でも必ず持っている影響力への自覚を持ち、
周りがプラスへ向くように自分が影響を与えられる行動することこそが、閉塞感を打ち破る手段なのだと思います。

ここで強調しておきますが、私は外部コミュニティに属する人に対して何も強制はしていません。
不満があるならば違う場所を選ぶ、これはプレイヤーの権利がですから、離れていく人を引き止めることも出来ません。
私はただ、問題の本質を理解せずに否定するだけの状況を好ましくないと思い、私と同じ考えを持つならば、
その周りから少しずつでも啓発するような行動を、そうでない人も出来る限り本質を理解して、考えた発言をして欲しいということです。

掲示板を利用することはその掲示板のルールに同意して利用すること、掲示板を利用しないことはその意向や掲示板の在り方に
沿えないということの意思表示であり、それはプレイヤーの自由です。
*/

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