■ストーリーモード攻略(ver1.06準拠)
 本作ストーリーモードはSTG東方シリーズ同様に四段階の難易度が設定されているが、難易度イージーで一度クリアさえしてしまえば隠しキャラは全て出現し、コンティニューしても全てのキャラクターのストーリーとエンディングを見ることが可能であるため、対戦目的、ストーリー目的でプレイする人にとっては高難度のストーリーモードはあまり意味の無いものかもしれない。
 また、前作にあった得点稼ぎの要素も無くなり、稼ぐという楽しみ方もなくなっているため、継続してプレイするという人も少ないのではないだろうか。

 今回は敢えてこのストーリーモードにスポットライトを当て、難易度LUNATIC基準で攻略してみることに。
 デッキ内容に関しては初期デッキでは多少難しくなるキャラクターも少なくないため、カードが揃っていること前提としているのでご了承を。

基礎知識 博麗霊夢 霧雨魔理沙 十六夜咲夜 魂魄妖夢 アリス・マーガトロイド パチュリー・ノーレッジ レミリア・スカーレット
西行寺幽々子 八雲紫 伊吹萃香 射名丸文 鈴仙・優曇華院・イナバ 小野塚小町 永江衣玖 比那名居天子

■基礎知識
○基本ルールとゲームの流れ
 本作のストーリーは、キャラ固有のストーリー展開に従って、規定の対戦相手と対戦し、勝利することで次のステージへと進んでいく。
 プレイヤーのライフはSTGで言う残機制により初期状態で残機が3つあり、現在のライフが全て奪われた場合は残機が使用され、ライフが全回復された状態で対戦を再開される。
 カードに関してはストーリー全編を通して20枚でプレイすることになり、ステージ間でカードが回復しないが、スキルカードの効果などは全ステージに持ち越しが可能となっているのが特徴。
 ライフ及び残機を全て奪われた時点でゲームオーバーとなるが、三回までコンティニューが可能。コンティニューの際はデッキとスキルカードの効果が全てリセットされる。

 相手側はステージによって二枚から五枚のスペルカードを持っており、基本的には通常対戦>スペルカードの流れだが、相手のスペルカード枚数が4枚以上のステージでは、途中で再度通常対戦が入る。
 ライフを全て奪われる前にこれらを撃破すれば勝利となり、次ステージへと進む。

スペルカード枚数 各ステージの流れ
通常→スペル壱→スペル弐
通常→スペル壱→スペル弐→スペル参
通常→スペル壱→スペル弐→通常→スペル参→スペル四
通常→スペル壱→スペル弐→通常→スペル参→スペル四→スペル伍



○プレイヤー側の体力
 プレイヤー側の体力ゲージ一本の体力値は10000で、更に残機が3あるため合計40000の体力があることになる。
 また、ステージクリア時に残機が増加するということはないものの、体力が全回復するため残機を消費せずにクリアする価値が非常に高い。
 このため、序盤では極力残機を減らさないようにして、難関となるステージにどれだけ残機を残せるかがクリアの鍵を握ることとなる。


○相手側の体力
 相手側の体力は、通常時、スペルカード共に基本は5000となっている(難易度Lunatic時。難易度によって体力は変動する)
 しかし、例外としてパチュリーの火符「アキバサマー」は7500、萃香の鬼神「ミッシングパープルパワー」は15000と非常に高いほか、霊夢の「境界の内側に潜む霊と不思議な巫女」、天子の「全人類の緋想天」のみ全体力が10000となっており、2500区切りで攻撃パターンが変化するようになっている。


○相手のスペルは常にアーマー状態
 スペルカード使用中の相手は常にアーマー状態となり、通常時と違って一切ののけぞりが発生しない。
 このため、技の連続ヒット判定の条件は、”ヒットストップ終了後20フレーム以内に次の攻撃をヒットさせる”ということになるため、通常とは連続ヒット条件が異なる。

 また、スペルカード使用中の相手にはキャラクターの存在判定が設定されていないため、こちらが移動で容易にすり抜けたり、攻撃中に相手側が移動してすり抜けていくということが起こるだけでなく、棒立ち状態の相手に対して前進する技やコンビネーションを行った場合に、間合いによって当たらなくなることも多い。

 これらの性質は相手のスペルカードや自キャラの性能によってプラスにもマイナスにもなり得るため、有効な対策を覚えたい。


○相手のスペルは大半が磨耗射撃
 磨耗射撃はグレイズを行っても霊力を奪われる性質があり、ストーリーモードのスペルカードは大半がグレイズでは消滅せず、難易度が高くなるほど弾の数も多くなるため霊力磨耗の勢いも早くなっていく。
 特に飛翔中などは、飛翔そのものの霊力消費と相俟って霊力が無くなりやすい。どんな攻撃も適当にグレイズしていれば良いというわけではない。

 大半のキャラクターは相手に対して”地上ダッシュで往復”を行うことで、磨耗を極力減らしつつ攻撃のチャンスを窺うことが出来るようになっており、大半のスペルカードはこの基本行動で時間こそ掛かるが安定してダメージを抑えて撃破が可能になる。
 しかし、中心が最も磨耗が激しいため違った対策が必要なスペルカードがあったり、妖夢、紫などは地上で連続してダッシュをするとグレイズに切れ目ができるため、それらの性質を把握し、対策を立てておくことも重要となる。


○相殺などの性質を知る
 相手側のスペルカードの相殺強度は非常に高いものが多く、弾数の多さも相俟って通常の射撃ではあっさり相殺されてしまう。
 このため、基本的には射撃で対抗をすること自体が無意味となるが、中には相殺することで被害を抑えたり、相殺強度が低いため射撃を選べばダメージを簡単に通すことができるものもある。
 このほか、同時相殺、身代わり判定、相殺されない(非干渉)射撃、グレイズによる判定消失の有無など、スペルカードの射撃とその性質に対する基礎知識を持っておくことで対策を立てやすく、パターンが崩れた時の対応もしやすくなる。


○有効な攻撃手段を知る
 前述したスペルカード中の性質から、こちら側の有効な攻撃手段というものはある程度絞られていくことになる。
 具体的には、アーマー状態に対しては合計ダメージが高くても、全体動作や硬直が長ければ割り込まれたり反撃を受けてしまうため、動作が短くダメージが高いもの、行動後すぐにグレイズに移れる射撃が効率的である。

 次に、相手の攻撃は大半が射撃であるため、グレイズや射撃無敵、完全無敵が付いているものは相手の攻撃を無効化して攻撃できるために有効である。グレイズだと、霊力が足りなくなると磨耗射撃に負けてしまい、射撃無敵、完全無敵だと射撃を消すことで技後のリスクを抑えるという性質が活かせないが、一長一短。

 次に、相手の射撃の相殺強度が高いことから通常の射撃は通らないことが多いが、相手の射撃に干渉しない射撃、範囲内ならば確実に当たる各種レーザー系、攻撃範囲の広い射撃、正面以外から発生する射撃などは、どんなに強力な射撃に対しても使い勝手が良い。

 最後に重要なのが威力が高いスペルカード。使用キャラの性質上対処が難しい、ランダム要素が強い、ダメージが高いスペルカードなどはこちらの強力なスペルカードをぶつけて、被害が大きくなる前に撃破してしまうという考え方を持つこと。
 特に、ステージ終盤の体力が減っている状況でも、スペルカードを使って残機の消費を抑えられるという状況ならば、次のステージに強力なスペルカードを温存するよりも残機1つ分の体力がある方が戦況にはプラスになることが多い。
 威力が高い分当てづらいスペルカードも多いが、上手く工夫して当てるだけで大きなリターンが得られるため、相手の動きとこちらのスペルカードの性質をよく考えて狙っていこう。

 これらの性質を持つ攻撃を把握し状況に応じて使い分けていくことで、より安定してスペルカードを撃破できるだろう。


○パターン化の練習をする
 コンティニューをしても、一度でも相対したスペルカードはResultの履歴に保存される。
 履歴に存在するスペルカードを選択すると、そのスペルカードの練習が行えるため、相手の攻撃パターンの把握、撃破パターンの構築に役立つはず。
 ただし、開始位置は中央固定で各種カードは使用していない状態から始まり、自分が動けるようになるまでも遅いため先制攻撃が掛けられず、本来より難しくなる可能性が高い。
 言い換えれば、この状態で確実に撃破できるようならば、ストーリーでも失敗することはまず無いだろう。


○ステージクリア時の評価
 ステージクリア後は損害評価、時間評価、取得評価の三点について、神・優・良・並の四段階で評価が下される。
 また、キャラとストーリー展開の関係で2ステージに跨って評価される所もある。

・損害評価
 ダメージを受けた量で評価が変動する。基本的にノーダメージならば神、およそ2500以内のダメージならば優、およそ5000以内のダメージで良、それ以上のダメージを受けたならば並となる。
 また、削りダメージをいくら受けても、その後攻撃を直接喰らうまではダメージとして判定されないようになっており、仮に2500以上の体力を削られたとしても、その後攻撃を受けなければ評価は神であり、そこから少しでもダメージを受ければ良になってしまう。

・時間評価
 全てのスペルカードは60秒の制限時間があり、どのような展開であってもこの時間内に撃破すれば時間評価には影響しないようになっている。
 一枚落とすたびに評価が1ランク落ちるようになっており、スペルカードが二枚しかないステージでは良以下にはならない。

・取得評価
 相手がスペルカード使用中に、時間に関係なくこちらのライフが0になるとそのスペルは取得失敗となり、評価が1ランク落ちる。
 ただし、同じスペルで複数回ライフが0になっても取得評価が1ランク以上落ちることはなく、一枚ずつ別個に評価される。
 時間評価同様にスペルカードが二枚しかないステージでは良以下にはならず、そもそも残機の関係で残機を減らさず高評価で進まないとクリアすることができない。


■快晴の巫女−博麗霊夢

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
緋色の霧雨 霧雨魔理沙 壱・弐
氷の粒が降り注ぐ アリス・マーガトロイド 壱・弐
三途の幻想郷 小野塚小町 壱・弐・参
雨にも風にも 射名丸文 壱・弐・参
天女の緋色 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 天の娘、地の神、人の心 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 グレイズ付きの攻撃で、発生が早く、攻撃位置もそこそこ高いため使い勝手は非常に良い。
 地上部分ヒット時に八方鬼縛陣で切れ目無く完全無敵に移行可能な点も見逃せないが、連続ヒットして補正が掛かってしまうため基本的に使う必要は無い。

・各種B射撃
 発生が早く、相手にヒットストップを与えられるため攻撃手段として非常に優秀。ホールド版も高威力のため、スペル開幕などの基本行動として使っていける。
 ただし、密着では当たらないため距離をしっかりと把握して使おう。

・2B
 発生が早く、地上の相手にしか当たらず、威力も低いが、相手の射撃に干渉しないという特性から、遠距離からの攻撃手段として使える。
 ただし、連発し過ぎて霊力を枯渇させないように。

・妖怪バスター
 発生が早く、威力が高いため使い勝手が良い。また、ホールド時にはある程度任意で発射が可能なため、スペル開幕へのタイミング調整もしやすい。

・陰陽鬼神玉
 発生後数フレームで発生保障となり、ヒットストップが長くスペルカード飛ばしとして使い易いが、単体のダメージは低め。
 攻撃判定が大きく当てやすい、ヒット中にこちらが自由に行動可能という点も魅力。
 スペルカード開始直後に重ねてダメージを取り、その間に追撃と位置取りをしてDCなどでトドメを狙おう。

・八方鬼縛陣
 完全無敵があり、陰陽鬼神玉同様にスペルカード飛ばしに優秀な技。隙が大きく、一部スペルカードには相殺されてダメージが低下するため、
 陰陽鬼神玉とは逆にこれで確実にスペルカードを終了させられる体力で狙っていくのが良い。


 射撃性能が高いため、しっかりとパターン化すればクリアは難しくない霊夢ストーリー。
 他のキャラクターでも応用が効く要素が多いため、まずはこのキャラで慣れるというのも良い。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・妖怪バスター・常置陣・八方鬼縛陣陰陽鬼神玉

・スキルカード
 霊夢はストーリーにおいて特筆して使い易いというスキルカードはあまり無いと言える。
 基本の射撃性能が高く、霊力回復効率も良く多くの状況に対応できるため、状況特化で必要な場面というものが少ないのもある。
 敢えて組み込むならば、ホールド時の威力が高い妖怪バスター、長時間設置可能で、拘束力の高い常置陣などだろうか。
 また、趣味で封魔亜空穴のLVMAXを用意すれば、対全人類の緋想天用の技として全段ヒット時の超高威力を遺憾なく発揮してくれる。

・スペルカード
 基本的には陰陽鬼神玉、八方鬼縛陣を4枚ずつ積めば充分。これらが5枚詰まるとスキルカード回転がかえって悪くなることもあるが・・・。
 陰陽鬼神玉、八方鬼縛陣は切り札としては威力が若干控えめだが、衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」、天子の「全人類の緋想天」などには積極的に使っていくと良い。


□CPU使用スペルカード攻略

祈願「厄除け祈願」 魔理沙、アリス、妖夢、パチュリー、レミリア、幽々子、紫、文(一、二回目)、小町、天子
 ジャンプ移動>ジャンプして多方向に御札弾を展開×3 という動作を繰り返す。
 一回目のジャンプは移動のみ、二回目のジャンプから攻撃を開始し、四回目のジャンプ高度はかなり高い。

 まず開始直後と、一回目のジャンプの着地にダメージの高い行動をぶつけてダメージを与えよう。
 御札弾は単発威力がそこそこ高く、油断していると思わぬダメージを受けてしまうが、御札弾を放った後の中心の霊夢は無防備なので二回目のジャンプからは接近し、弾がある程度分裂して中心が薄くなった所で、ジャンプ慣性の小さい攻撃を絡めてダメージを与えていく。
 安定重視なら次のループが始まるまで地上ダッシュ往復で待ち、四段目の着地から、次のループのジャンプの着地を狙ってダメージを与えていけばOK。

 キャラによって対策が変わることは特に無いが、5ヒットでLimitとなり意外とダメージが高く、ガードしても削り量が多い上に容易にクラッシュしてしまうため回避前提。
宝符「踊る陰陽玉」 魔理沙、アリス、妖夢、パチュリー、レミリア、幽々子、紫、文(一、二回目)、小町、天子
 一旦姿を消し、陰陽玉を腰の辺りに数個装着した状態で空中のランダム位置に出現、しばらく停滞した後に陰陽玉が打ち出される。

 陰陽玉は床を数回バウンドするまでの長時間残るほか、出現直後から身代わり判定を持っているため、弾を発射するタイプの射撃は近距離で当てるか、陰陽玉の合間を縫って打ち込む必要がある。
 陰陽玉発射後はゆっくり着地し、ループに入る。
 陰陽玉の軌道が読みづらく、2ループ目以降は安定して攻撃をできなくなり、低ダメージで切り抜けるのは困難になるため、出来る限り早い段階でダメージを与えたい。


 開幕直後の攻撃を済ませたら、次に位置取りを開始し、キャラによって安定の攻撃方法を取る。

 魔理沙、幽々子などの空中レーザー持ちは横軸を合わせてレーザー攻撃で安定。陰陽玉を破壊できればかなり楽になる。

 アリスは間合いを取って着地地点に6Bや人形SPで攻撃し、残りの体力を奪う時は空中停滞時に3Aで攻撃を仕掛けるのも良い。

 妖夢はかなり辛い部類なのだが、低い位置に来た時に、射出前の陰陽玉に反射下界斬を当てることで反射し、陰陽玉を霊夢に当てる事が可能となっている。反射が当たらない位置に来た場合は、着地地点に射撃を置いたり、C弦月斬などでダメージ覚悟で攻めていく。

 パチュリーは遠距離からウィンターエレメント。着地地点に接近して6Cホールドなどの強力な攻撃も良い。

 レミリアは空中停滞中に接近して2Cで出来る限りダメージを与え、2ループ目以降はデーモンロードウォークなどでダメージ覚悟で攻めていく。

 紫はC禅寺に潜む妖蝶でバウンドする陰陽玉を消すように意識すれば、ダメージを与えつつかなり危険を抑えることが可能。発射前は下に潜り込んで射撃で攻撃しよう。

 文は結構辛いキャラで、最初は下からホールド6B、着地に疾風扇を狙い、2ループ目以降はDCなどでダメージを与えていく。近距離出現時は密着してJBホールド>空中疾風扇などでダメージ重視の攻撃も視野に入れておこう。

 小町は空中停滞中に下から2Bでダメージを与えて行き、2ループ目以降はDBでダメージを。高さが合えば、怠惰に生きた浮遊霊ホールド>活性化でかなりのダメージを取れる。

 天子は距離を取って着地に非想の威光でダメージを与えていき、2ループ目以降はDCで。
夢境「二重大結界」 レミリア、文(二回目)、小町、天子
 中心に浮遊して四角い結界を二重に貼り、反時計回りに御札弾を撒く。
 御札弾は結界に触れると一時的に消滅し、一定時間後に再出現する。途中で相殺されたものは当然再出現しない。

 まず、御札弾の回転方向から左端に陣取る方が安全で、射撃を空中ガードした時のリスクが断然違う。
 左端でガードを固め、霊夢から発射された弾が内側の結界で消えた所を通すように射撃で攻撃、その後すぐに着地してガード。この繰り返しで安定して撃破可能だろう。
光霊「神霊宝珠」 レミリア、文(二回目)、小町、天子
 大量の弾を周囲にばら撒き>発動>ジャンプで移動 を繰り返す。
 弾は一定距離進むと停滞し、一定時間後に十字に分裂して画面外まで飛んでいく。

 基本的に遠距離から射撃で攻撃し、弾が分裂するのに合わせて地上ダッシュでグレイズしてやり過ごす。
 ただし、弾の相殺強度が高く、低い位置に弾が置かれていると攻撃を当てづらいだけでなく、距離を取っていても弾が飛んでくる可能性もあるため運要素が絡む。
 射撃の位置によって磨耗量も大きく違うため、霊力は3程度残しておくのが安定。霊力が少ない状況では停滞弾を食らってダウンし、分裂弾を避けられるなら必要経費と考えるのもアリ。
「境界の内側に潜む霊と不思議な巫女」 文(二回目)、天子
 総体力が10000あり、2500毎に結界が割れて攻撃方法が変化する。攻撃の周期は基本的に全段階通して一定で、攻撃する直前に段階変化をさせると、直後に次の段階の攻撃が来るため、第三、第四段階に移行させる際は要注意。
 また、段階変化後は次の攻撃を出すまで無敵になるため、一部スペルカード以外では一度にダメージを与えて段階を飛ばすということはできない。

・第一段階(10000〜7500)
 巨大な四角い結界を飛ばして攻撃してくる。威力は低く、枠のみが攻撃判定を持つ。画面端に位置取ってダッシュでグレイズし、下に潜り込んだらダッシュ停止後に垂直HJから攻撃をし、次の結界が来たら逆方向へ逃げて、再度同じパターンで攻撃する。
 攻撃は文はJ6AorJ8A>空中疾風扇、天子はJ6AorJ8A>J2Cがお勧めで、第三段階まではこれが有効。

・第二段階(7500〜5000)
 外側へ向けて網目状の境界を広げて攻撃する。第一段階同様に威力は低めで内側が無防備なため、中心に重なるように飛び込んで攻撃を仕掛けよう。

・第三段階(5000〜2500)
 超大型の博麗アミュレットを四方向に放つ。威力が高く、中心で四発全て喰らうとかなりのダメージを受けてしまう。アミュレットはステージ端で反射して攻撃判定が再発生する。

 距離を取り、アミュレットが飛んできたら突っ込んで無防備になる内側に入り込み攻撃し、空中ダッシュで距離を取って仕切り直す。
 天子の場合、残体力4900辺りから「全人類の緋想天」、4000辺りから要石「天地開闢プレス」の二段目で即撃破を狙えるようになる。
 文が天孫降臨の道しるべを使っても、四段階移行の無敵時間で途中から抜けられるため、この段階では使わないように。

・第四段階(2500〜)
 小型博麗アミュレットばら撒きと、小型結界ばら撒きを違う周期で繰り返す。ダメージはさほど大きくないが、二種類の攻撃の合間が同期するタイミングの判断が難しく、小型結界の身代わり判定でダメージが通りにくいため、ダメージを与えるのは困難。スペルカード無しならば残機を削られる覚悟で挑もう。
 この段階に入ったら、文ならば天孫降臨の道しるべで撃破を狙うのが一番手っ取り早いだろう。

 スペルカード無しの攻撃パターンとしては、まず距離を取って霊力を回復させ、
 霊夢の下までダッシュ>霊夢に向かってハイジャンプ>目の前で空中バックダッシュ として、アミュレットと結界をグレイズで消す。
 この時上手く行けば、攻撃周期に隙間が出来るのでここに射撃を打ち込んでダメージを与える。
 相手の射撃周期と合わなかった場合は斜め下などに飛翔して着地し、霊力が回復するまでまた待機しよう。
 霊力が少ないときに射撃をガードしてボーダークラッシュすると、霊力上限が低下した関係でそれ以降のパターンの危険度が増していく。
 食らい逃げを徹底するか、早めの撃破が望ましい。



■霧雨の魔法使い−霧雨魔理沙

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
高湿の夏 アリス・マーガトロイド 壱・弐
お天道様は何処に 博麗霊夢 壱・弐
緋色の雲 鈴仙・優曇華院・イナバ 壱・弐・参
そこにある山 射名丸文 壱・弐・参
未来の雲上 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 天の娘、地の神、人の心 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ホールド版B射撃
 動作がコンパクトで威力も高いため、近距離で連続して攻撃する手段として有効。

・ホールド版C射撃
 威力が高く、相手を拘束する時間も長いため、開幕にぶつけた後に間合いを取る余裕ができやすい。
 ただし、ホールドが長くタイミングを取りづらいため、ある程度練習してタイミングを覚える必要があるだろう。

・6C、J6C
 端から端まで届き、レーザー系の性質から同時相殺で多くの弾を消しつつこちらからダメージを与えられるのが魅力。
 また、ヒットストップもあるため、実質的に短時間で有効なダメージを与えられることになる。

・ナロースパーク
 基本的に6C系射撃と同じ効果で、6Cから連続ヒットしないように使えば遠距離での火力の底上げとして非常に強力。

・スターダストレヴァリエ
 コストはあまり高くない分、威力も低めだが基本的に射撃無敵のため、トドメとしては使い易い。

・オーレリーズサン(追加C射撃)
 攻撃範囲の広さから非常に多くの弾を相殺できるだけでなく、時間内に数発撃てるため強力な攻撃手段となる。

・マスタースパーク
 発射中は完全無敵で、威力、貫通力共に優秀なスペルカード。地上でしか使用できないが、無敵があるため使い勝手は良い。

・ファイナルスパーク
 発射中は完全無敵で、5000以上のダメージを与えられるため、スペルカード飛ばしに非常に強力。
 ただし、攻撃範囲や発生の遅さに注意したい。

・ブレイジングスター
 発動直後から完全無敵で、6000のダメージを与えられるため最強のスペルカード飛ばしとして機能する。
 安定しないスペルカードはこれを使って始末してしまおう。


 レーザー系最高クラスの発生と小回りの良さが魅力の6C系と、高威力なナロースパークの二種類のレーザーを併せ持ち、最強のスペルカード飛ばしであるブレイジングスターまであるため、最もクリアが簡単であると言える魔理沙ストーリー。
 後半にブレイジングスターさえ持ち込めるなら、序盤は余裕を持って色々遊んでみたりするのも面白いかも。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・ステラミサイル・ナロースパークスターダストレヴァリエオーレリーズサン・マスタースパーク・ファイナルスパーク・ブレイジングスター

・スキルカード
 まずナロースパークが最も有効なスキルカードであることは間違いがない。グリーンスプレッドも面白いが、距離の制約などがあるためナローの性能には遠く及ばない。
 ステラミサイルは高い位置を攻撃しやすいが、威力が低めなのが欠点。

・スペルカード
 ドラゴンメテオ、実りやすいマスタースパークもスペル飛ばしとして強力だが、無敵などの関係から安定を求めるならファイナルスパークとブレイジングスターで充分と言える。
 使用ポイントは衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」、天子の「全人類の緋想天」で、全人類の緋想天に関してはブレイジングスターならば第三段階に入った所で直撃させれば即終了となるため、非常に楽。


□CPU使用スペルカード攻略

星符「ポラリスユニーク」 霊夢・咲夜・パチュリー・幽々子・紫・文・小町・天子
 その場、又はジャンプしてこちらへ向けて弾速が遅い大型の星弾を撃つ。背後を取っても振り返ってから発射する。
 星弾はヒットorガードで爆発する他、接触しなかった場合でも、発射時に居た場所まで到達すると爆発する。
 爆発時に全方位に星弾を撒き、中心には長時間爆発が残り続ける。

 全ての弾速が遅く、爆発も長時間残り、長引くと非常に荒れやすいため、グレイズ技を持っているならダメージ覚悟で攻めて早期終了させたほうが楽な場合も多い。

 ポイントとしては、爆発前の星弾は相殺判定が無いため到達までに射撃を通せること、星弾はグレイズ、爆発はガードですぐに消滅させられることなどで、これらを理解していれば収拾がつかなくなるということは無い。
 また、星弾を空中に誘い込んで爆発させれば、遠距離からの射撃を爆風に遮られることも無くなるため、その間に着地地点に射撃を差し込むというパターンも有効。

 攻撃時に自分の喰らい判定が見た目どおりに拡大されることを実感しやすいスペルカードで、間に合うと思っても射撃時に伸ばした手が引っ掛かってしまうという現象が頻繁に起こるため、冷静に安全を確保してから攻撃を仕掛けよう。
天儀「オーレリーズユニバース」 霊夢・咲夜・パチュリー・幽々子・紫・文・小町・天子
 飛行しながら6つのビットを展開し、移動>3種類のうちどれかの攻撃 を繰り返して行う。

 星弾ばら撒きは非常に数が多く、近距離で喰らうと大きなダメージを受けてしまうが、相殺強度が低いため強度B以上の射撃を使えば貫通してダメージを与えることができる。
 針弾は数が少ないが、相殺強度が高いため撃ち合いは非効率的。ダメージが低く、弾道も直線的で避けるのも容易なので、避けてから攻撃を仕掛けるのが良い。
 レーザーは発生が遅く、威力が低く、密度も薄いためその間に攻撃をするチャンス。

 基本的には星弾を警戒してある程度距離を取ってから相殺強度の高い射撃でダメージを与えて行き、相手の攻撃に合わせて逐次対応するだけで問題なく撃破できる簡単なスペルカード。
 この辺りでミスをするようだと後々が辛いので、確実に処理できるように。
邪恋「実りやすいマスタースパーク」 パチュリー・紫・文・天子
 正面、又は斜め上30度に実りやすいマスタースパークを放ち、レーザーの死角となる背後には、星弾が大量にばら撒かれる。
 メインのレーザーが発動すると、魔理沙本体から離れるように強制移動効果が働く。

 導線レーザーを喰らうと、ほぼ確定でメインのレーザーまで食らって大ダメージになるため、最低でも空中ガードをしたい。
 魔理沙の背後に広いスペースがあるならば、背後に回りこんでメインのレーザー発射中のみ前ダッシュで星弾をグレイズを意識し、それ以外の間に攻撃を加えるだけで安定するのだが、背後に回れなかった場合はレーザーを避ける必要が出てくる。
 斜め上の場合は距離を取れば地上に当たらないので、そこから攻撃を仕掛ければ済むが、正面に撃たれた場合は上飛翔と落下を遅らせる技を使って空中停滞するかになる。
 いずれにせよ、メインのレーザーだけは喰らうことの無いように気をつければ難しくないスペルカードである。



■小夜嵐のメイド−十六夜咲夜

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
燻る緋色 霧雨魔理沙 壱・弐
蒼天の冥界 魂魄妖夢 壱・弐
避暑地で肝を冷やせ 西行寺幽々子 壱・弐・参
登山日和 射名丸文 壱・弐・参
龍宮の警告 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 天の娘、地の神、人の心 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 発生直後までグレイズが続き、攻撃位置も高いグレイズ攻撃。持続を当てようとすると潰されてしまうが、出始めは咲夜本体にも攻撃判定があるためめり込むように当てるのがコツ。

・各種B射撃
 発生が早くヒットストップが長いため、周囲に弾が無い状況に於いては時間に対するダメージ効率が良い。
 威力そのものは低いため、連続ヒットさせないことと、霊力消費に気を付けて使おう。

・マジックスターソード
 咲夜の攻撃の中ではダメージが高い部類のため、主力となる技。ただし、必殺技のため霊力回復効率が悪い点には気をつけよう。

・クロースアップマジック
 空中に飛び上がるため地上の相手には当てづらいが、威力が高くグレイズもあるため、ダメージ覚悟の攻撃としては非常に強力。
 パターン通りに行かない時はこれでゴリ押ししてしまおう。

・夜霧の幻影殺人鬼
 時間差で攻撃が発動し、ダメージも非常に高いスペルカードのため、厄介なスペルカードには開幕から放っておくのが良い。
 ただし、画面外から飛んでくる間に相殺されてダメージが減少してしまうことが多いため、本来の威力は発揮されないことも多々ある。

・ソウルスカルプチュア
 攻撃範囲が広いため遠めからでも狙え、ダメージも高いためダメージ覚悟でスペルカードを飛ばしたい時に使う。
 夜霧の幻影殺人鬼と違って相殺されないが、無敵やグレイズが一切無いため、安全を確保して出来る限り多く当てたい。


 霊夢と同等に高い射撃性能を持っているが、Rate補正の大きい技が多く、ダメージの伸びが今ひとつの咲夜。
 ダメージ覚悟のダッシュCやクロースアップマジックなどの、少々荒っぽい戦法も割り切って使っていく方が先に進みやすいだろう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・マジックスターソードクロースアップマジック・殺人ドール・シルバーバウンド・夜霧の幻影殺人鬼ソウルスカルプチュア

・スキルカード
 通常射撃の威力の関係でダメージを求めると必殺技の需要が高い咲夜は、攻撃力を上げるためにスキルカードを導入するのも一つの選択肢。
 高LVのマジックスターソードならば、三回フルヒットさせればスペルカードを撃破可能になる。

・スペルカード
 スペルカードの性能自体は悪くないのだが、ダメージを受けたり、与えるダメージが不安定だったりと、確実な要素がやや少ない。
 とはいえ使わないわけにも行かないため、衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」、天子の霊想「大地を鎮める石」「全人類の緋想天」などの難易度の高いスペルに対しては、強力なスペルカードで出来る限りダメージを与えて撃破を楽にしたい。


□CPU使用スペルカード攻略

銀符「シルバーバウンド」 アリス・パチュリー・レミリア・文・小町・天子
 画面端に到達すると反射するナイフを、その場または空中から全方位に投げる。

 カス当たりならばダメージは低いが、深くヒットするとかなりのダメージを受けてしまう。
 ナイフは相殺強度こそ高めだが、グレイズで消滅するために地上ダッシュで処理することが可能。ただし数が多く磨耗射撃でもあるため、無闇にグレイズしているだけでは霊力が枯渇してしまう。
 グレイズ技やレーザー系射撃があるならば、ナイフを消しつつ攻撃が可能なため比較的楽に処理できるが、ノーダメージは難しい。

 特にアリスは人形SPがないとダメージを与えるのが難しく、無いならば強力なスペルカードを使用することも考える必要がある。

 基本的にはバックステップなどで距離を取って相手を画面端付近に位置取らせ、ナイフ発射後に接近することで真下から反対側に掛けて密度の低い地帯を作り、ここに入るようにグレイズ攻撃、またはこの地帯に入ってからの射撃でダメージを与えていく。
時符「咲夜特製ストップウォッチ」 アリス・パチュリー・レミリア・文・小町・天子
 周囲6方向に時計型のフィールドを放ち、その後空中からこちらをサーチして3wayのナイフを連射する。
 時計型フィールドに触れると一時的に時間停止状態になってしまい、続く3wayナイフをほぼ確実に喰らってしまう。

 ナイフのダメージが高いため、時間停止中にナイフを喰らうという最悪の事態は避けたい。
 近距離では、3wayナイフが来る前に時計型フィールドから外れるため、密着して攻撃を仕掛けてナイフは出来る限り当たらないように誘導しながらグレイズするという単純なパターンで対処可能。

 ただし、距離が近いとナイフの磨耗量も馬鹿にならないため、霊力消費の激しい攻撃は控えること。
幻術「マイナイフリカージョン」 アリス・文・天子
 時間を停止させてから、ゆっくりと進むナイフを大量に放ち、ワープで移動という流れを繰り返す。
 二回目以降は、既に放たれたナイフが時間停止中にこちらをサーチして方向転換してくるため、時間が経過する度に収拾が付かなくなる。

 威力が高く、ナイフはグレイズで判定が消えず、数が多い上に時間停止中も磨耗するという非常に厄介な性質を持っている。
 一応、ナイフの軌道変化回数や、画面中に出現するナイフの数にも上限があるが、分散しているとその分対処が難しいため、出来る限り速攻で撃破しておきたい。

 発動位置が中央と端とでパターンが多少変化する。
 第一波は背後に回ることで安定して攻撃が可能で、できればこの時点で多くのダメージを与えておきたい。端で始まった場合、発動後は空中から攻撃を仕掛け、重なるように着地して攻撃。
 第二波は距離を取っておき、当たる様ならば射撃でダメージを与えていく。この時、時間停止まで空中には行かないこと。端始動の場合は第一波と同じように動く。
 第三波はワープ距離の関係で回り込まれず、近くに来るはずなので軽く攻撃したあと飛翔などで空中に停滞し、時間停止後のナイフを空中に誘い込みつつ裏に着地して攻撃を仕掛ける。出来ればこの辺りで倒し切りたい。
時符「シルバーアキュート360」 天子
 時間を停止させてこちらをナイフで完全に包囲し、ワープで移動という流れを繰り返す。
 ナイフの威力やグレイズ、磨耗の性質はマイナイフリカージョンと同じもののため、暗転中にグレイズをしない位置取りが重要となる。

 画面の3分の2程度の間合いを取り、時間停止後のナイフが接近してきたのを見計らってダッシュCで攻撃する。
 ダッシュCの攻撃後にナイフに引っ掛からないぐらいの間合い調整と引きつけをし、技後に位置関係が入れ替わらないようにすること。咲夜のワープでの移動はこちらの反対側に来るため、第一波のナイフが後から迫ってくることになるからである。

 後はこの繰り返しで比較的安定して撃破が可能なので、間合い取りをしっかりと覚えていく。
 パターンが崩れた場合はダメージを覚悟しなければならないので、割り切って非想の威光やスペルカードを使ってダメージ重視で立ち回ろう。



■蒼天の庭師−魂魄妖夢

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
幽霊失踪 西行寺幽々子 壱・弐
新しき神社 博麗霊夢 壱・弐
二つ目の成仏 小野塚小町 壱・弐・参
気質の行方 八雲紫 壱・弐・参
雲の中の予知 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 天の娘、地の神、人の心 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・各種B射撃
 ダメージはあまり高くないが、動作そのものは小さく、連発すれば時間に対するダメージ効率は悪くない。
 しかし、それは霊力効率の面では悪いということなので、如何にカバーするかが重要。

・6C、J6C
 弾速が早く、中〜遠距離からの差し込みに便利な技。身代わり判定かつ耐久度が貧弱なため相手の射撃が絡む状況では使えないが、妖夢の射撃の中では速度と到達距離の関係から、これを使わないとダメージを取りづらい場面が多い。

・C版弦月斬
 二段目の発生後までの長いグレイズがあり、アーマー状態に対して連続ヒットしないためダメージ効率も高いグレイズ技。
 攻撃判定や前進距離の長さから当てる間合いや位置関係に慣れるまでが難しいが、これ無しで切り抜けるには厳しい。

・憑坐の縛
 6Cと比べると、飛距離の短さや空中使用不可などの欠点があるが、威力、発生において優れている。
 特筆すべき点はレベルアップによる身代わり判定強度の上昇にあり、高レベルのものになると、強力なスペルカードに対して無理矢理この技を捻じ込んでダメージを与えるという荒業が可能になり、LVMAXならば全人類の緋想天なども容易に撃破できてしまう。
 ちなみに、本来の効果であるヒット時に相手をトレースする能力は、アーマー状態の相手に対しては機能しない。

・現世斬
 発生はそこそこ早く暗転後から無敵があるため、あと一発が欲しい時などに使えるスペルカード。
 他のカードとの兼ね合いを考えて適度に使用するのが望ましい。

・桜花閃々
 画面端で全段ヒットさせれば残り僅かの所までダメージを与えられるため、更にC弦月斬を重ねれば一瞬で相手のスペルカードを撃破可能。
 対処の難しいスペルカード対策として重宝する。

・迷津慈航斬
 攻撃力が高く、リーチが非常に長いため、スペル飛ばしとして中距離から狙っていくが、無敵などは一切無いため安全を確保して使うこと。

・成仏得脱斬
 攻撃力は慈航斬に劣るが、上方向に攻撃できるのが魅力。出始めは完全無敵だが、途中で無敵が切れてしまうため迷津慈航斬同様に安全の確保が先決。


 射撃性能の低さや、連続ダッシュにグレイズの切れ目ができる、飛翔の霊力消費が最も早いなど、基本性能でストーリーモードに向いていない点が多い。
 それらをカバーするためには計画的なスペルカード運用と、パターン化が必須。個人的には最もストーリーモードの難しいキャラと言える。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・弦月斬・心抄斬・悪し魂・憑坐の縛現世斬桜花閃々迷津慈航斬成仏得脱斬

・スキルカード
 混戦になった場合に頼れるのはグレイズ技なので、弦月斬の威力を上げておくことに損は無いが、あまり多くスペルカードを削ってしまうと難度の高いスペルカードを撃破するのが困難になると言える。
 また、心抄斬もグレイズがあるが、リスクリターンを考えると弦月斬と大して変わりが無いため、使う必要性は薄い。
 悪し魂も、憑坐の縛との入れ替えとなるため違う攻略法を考えたい時などに。

・スペルカード
 難度の高いスペルカードが多いため、桜花閃々を使って飛ばしてしまうことが重要になる。
 桜花閃々は極力一枚ずつ使うようにカード送りを意識して使おう。


□CPU使用スペルカード攻略

人智剣「天女返し」 咲夜・アリス・レミリア・小町・天子
 ジャンプで移動>目の前に縦に伸びる剣閃>縦の剣閃の上端から相手目掛けて剣閃+全方位弾という連続攻撃を繰り返す。
 剣閃は持続が非常に長く、射撃も防ぐため、正面からは攻撃がしづらい。

 基本的に全キャラ同じパターンで、ジャンプ移動の間に攻撃を加え、最初の剣閃が出たら垂直ハイジャンプ>上飛翔で二段目の剣閃を上方向へ誘導、その後下飛翔で着地して、全方位弾をダッシュで消した頃に次のループのジャンプをし始めるので、着地に合わせて射撃と繰り返す。
 充分に安定させられるものなので、焦らず確実に処理しよう。
桜花剣「閃々散華」 咲夜・アリス・レミリア・小町・天子
 画面外へと走り抜け、こちらを狙うか、ランダムで花びらを散らす衝撃波を発生させ、一定時間後に戻ってくる。

 1ループ目は端付近で往復ダッシュ、2ループ目以降は走り抜けて行った側にダッシュし続けることで安定してグレイズ可能だが、出現位置が反対側の端になるため、レーザー系の攻撃が無い場合は後半からバックステップで出現位置に接近しておこう。
 また、走り抜ける前の姿勢が低いため、攻撃の種類にも多少気を配ったほうが良い。
断想剣「草木成仏斬」 レミリア・小町・天子
 ジャンプで移動し、成仏得脱斬と同じモーションの攻撃、又は前方に連鎖的に発生する衝撃波を飛ばすという行動を繰り返す。
 どちらも、技後に花びらが上から降ってくる。

 背後には花びらしか飛んでこないため、基本的に裏に回れば安全に攻撃を仕掛けられる。
 ただし、縦に切り伏せる攻撃には打撃判定があるため、攻撃が発生するまで待つかジャンプで飛び越えよう。
瞑斬「楼観から弾をも断つ心の眼」 天子
 本体は画面外に姿を消し、画面中央に一度取った半身が一定の周期で全方位弾を放つ。本体はランダムで画面中を切り抜けて行き、その軌跡にあった弾は分裂する。
 喰らい判定が半身にあり、半身に攻撃を仕掛けることで撃破可能。

 半身の攻撃周期が非常に早く、分裂前の弾は相殺強度が高いため射撃での攻撃も、内側に潜り込んでの攻撃も難しいだけでなく、定期的に襲ってくる剣閃のダメージが非常に高いため、生身でダメージを与えるのは困難を極める。
 よって、5コストのスペルカードを直撃させて終わらせてしまうのが最も確実な対処法だろう。



■雹の人形遣い−アリス・マーガトロイド

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
群発する予兆 博麗霊夢 壱・弐
白玉楼の雪庭 魂魄妖夢 壱・弐
図書館の虫 パチュリー・ノーレッジ 壱・弐・参
上を向いて闘おう 十六夜咲夜 壱・弐・参
雲の中の予知 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 天の娘、地の神、人の心 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・各種B射撃
 通常は硬直が短い射撃で、ホールド版は硬直が多少あるが弾速が早く威力が非常に高い。
 どちらも非常に有用な射撃のため、スペル開幕に重ねるのは勿論のこと、隙を見て積極的に撃ちこんでいける強力な技。

・6B
 相手の位置をサーチして目の前に人形を設置し、射撃を撃たせる。
 地上や低空の相手にしか使えないが、ほぼ相殺されずに遠距離から攻撃ができるため重宝する。

・人形置操
 設置型射撃で、身代わり判定のため発生前に攻撃を受けると消滅してしまうが、威力は非常に高くスペル開幕に合わせて設置可能なのが強み。
 高レベルならばC版を二回設置すれば即撃破となる強力極まりない技。

・人形SP
 レーザー系の攻撃で、威力も高いため非常に使い易い。
 人形をセットする必要こそあるが、ステージ持ち越しが可能なほか、相手のスペル宣言中などの合間に準備する余裕があるため不自由は感じないだろう。

・リターンイナニメトネス
 相手の位置をサーチして攻撃するため遠距離からでも狙え、途中から発生保障もあり使い易いスペルカードだが、相手を倒し切るにはもう一手必要なため、そこを考えて使う必要があるだろう。

・蓬莱人形
 威力が非常に高いため、人形SPの上位互換として使用できる。無敵などは無いため、安全を確保してから使うこと。

・和蘭人形
 発生が遅いが、威力は蓬莱人形と同等に高いため、スペル開幕に設置して様子見し、追撃で一気にスペルを終わらせることが可能。


 グレイズ技がなく、使い易い無敵技も無いが、射撃の威力と性能は充分に高いため、パターン化でカバーしていきたい。
 スペルカードも使い勝手は良いため、要所要所で使っていこう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・人形置操・シーカードールズ・人形SP・上海人形・リターンイナニメトネス蓬莱人形和蘭人形

・スキルカード
 まず威力面で凄まじい性能を誇る人形置操は外せない。開幕に重ねるタイミングを覚えて積極的に使いたい。
 人形振起、シーカードールズなども強力ではあるが、設置された人形はスペルカード発動前に全て消えてしまうため再設置が必要なことと、コマンドが人形SPと被ってしまうため、人形SPを選ぶことになる。
 人形無操・人形火葬なども威力が高く使う機会が考えられるが、人形置操で充分過ぎてしまう。

・スペルカード
 切り札となるのはやはり和蘭人形。パチュリーの水符「ジェリーフィッシュプリンセス」や、衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」などは、あると無いとではかなり違ってくる。
 上海人形は一応レーザー系として使えるが、人形SPで事足りることが多いため、出番はあまり無いだろう。


□CPU使用スペルカード攻略

足軽「スーサイドスクワッド」 霊夢・魔理沙・レミリア・天子
 人形を頭上に配置し、連続で特攻自爆させる。人形は身代わり判定があるため攻撃で消えるが、潰しきるのはほぼ不可能。
 地上で9体配置>ジャンプ移動>後方にジャンプして13体配置>ジャンプ移動 のパターンを繰り返す。

 全ての攻撃をグレイズしようとすると磨耗量が尋常ではなく、霊力が減っているとグレイズし切れないため、誘導して出来る限りグレイズする数を減らすのが重要。
 基本的には中央でスペルを発動させ、相手の左右をダッシュで往復することで大半の人形を避けられる。ジャンプすると飛翔の磨耗が激しいことと、着地を狙われやすいため禁物。
 端で発動された場合は、出来る限り間合いを取って、ハイジャンプ>上飛翔>下飛翔で避けるように。
剣符「ソルジャーオブクロス」 霊夢・魔理沙・レミリア・天子
 周囲10方向に回転攻撃人形を放ち、一定時間待ってからこちらに向けてまとめて四体の回転攻撃人形を放ち、ジャンプで移動 という流れを繰り返す。
 回転人形は、周囲に放ったものは一定のタイミング、こちらに向けた回転人形は一体ずつ時間差で戻ってくる。

 最初の回転人形を放った後にかなり間があり、グレイズで接近すれば攻撃を仕掛けることが可能。この後、こちらに向けてくる人形をグレイズして後に周り込んだ後はグレイズを継続するか、ガードすれば、戻ってきた回転人形を喰らわずに済む。
 あとは最初に戻るので、この繰り返しで楽に撃破可能。

 また、ある程度距離を取って威力と弾数に優れた射撃を連発して、回転人形を潰し続けることでも容易に撃破可能。霊夢ならBorCホールド、魔理沙・レミリアならCホールド、天子なら非想の威光で良い。
人形「魂のないフォークダンス」 天子
 ジャンプし、周囲に6体の人形を配置し、時計回り、反時計回りに攻撃させる。
 人形は攻撃をしつつ弾を放ち、攻撃は特別射撃、射撃は飛距離が若干短く、相殺強度も低いものとなっている。

 基本的に距離を取り最初は大人しくガード、一定時間経つとアリスが着地して次の配置に移るため、このタイミングを覚えて事前にダメージ覚悟でC天罰の石柱を設置して弾を防ぎ、非想の威光で着地を狙って攻撃するのが基本。

 または、一定時間で人形の密度が低くなり、間に入り込める隙間ができるので、ここに飛び込んでJ6A>J2Cでダメージを与えていく。

 対処が面倒だと思ったら全人類の緋想天を使って飛ばしてしまっても良いのだが、天道是非の剣、天地開闢プレスは、昇りに人形の特別射撃が引っ掛かるため、狙わないほうが得策。



■花曇の魔女−パチュリー・ノーレッジ

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
気質の霧 十六夜咲夜 壱・弐
快晴の神社 博麗霊夢 壱・弐
霧雨の神社 霧雨魔理沙 壱・弐・参
若い玄雲海 永江衣玖 壱・弐・参
心の上の世界 比那名居天子 壱・弐・参・四
Final 萃まる有頂天 伊吹萃香 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・6C、J6C
 発生、弾速、威力と優秀で、特にホールド版の威力は目を見張るものがある。
 遠距離では分散してダメージが落ちるため、近距離から狙っていこう。

・サマーレッド
 相殺強度が非常に高く、強度が余程高いものでない限りは撃ちこんでも機能することが多い。また威力も充分に高いため、強化する価値が充分にある。

・ウィンターエレメント
 相手の位置をサーチして水柱を上げる。相手の射撃に相殺されづらいことと、高LVなら水柱の数が増加してダメージも非常に高くなる点が魅力。

・セントエルモピラー
 相手の位置をサーチして攻撃する上に発生が早く、発生保障もあるためダメージを取りたい時に使うが、これに頼るほどの難度があるならば、サイレントセレナやロイヤルフレアで飛ばしてしまっても良い。

・サイレントセレナ
 完全無敵で威力も高いスペルカードなのだが、無敵が途中で切れてしまうため不安定。
 無敵を使ってトドメを刺す場合には、相手の残体力が3000以下であることを前提とするのが良いだろう。

・ロイヤルフレア
 暗転後は完全無敵で、満タンから全段ヒットすると丁度5000のダメージを与えられるという素晴らしいダメージ調整が行われている。
 難度の高いスペルカードには躊躇わず使っていこう。


 有効なグレイズ技こそ無いが、ホールド6Cやサマーレッドなどの強力な射撃が多いため、速攻撃破を狙ったパターンを組みやすい。
 いざという時にはサイレントセレナやロイヤルフレアがあるため、詰まることも少ないはず。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・サマーレッドウィンターエレメントセントエルモピラーサイレントセレナロイヤルフレア

・スキルカード
 サマーレッド、ウィンターエレメントを強化しなくてもさほど苦労はしない性能を持っているため、カードは高コストスペルカードに回しても良いかもしれない。

・スペルカード
 ロイヤルフレアを使いたい場面としては、やはり最終スペルとなる萃香の「百万同一鬼」。他には天子の「大地を鎮める石」などもあると楽だが、高レベルのウィンターエレメントで代用しても事足りるため、この辺りは自由。


□CPU使用スペルカード攻略

火符「アキバサマー」 アリス・レミリア・天子
 ゆっくりと放物線を描いて飛びながら、赤と青の火炎放射を放つ。通常のスペルカードよりも体力が高いのが特徴。

 基本的に地上でグレイズして、着地に合わせて打撃で攻撃していれば磨耗することは殆ど無く、前後の入れ替わりをしっかり見ることでバックステップの暴発を防ぐことに専念すれば事故もあまり起きないはず。
 アリスは遠A>6A、レミリアはダッシュJ2A>2A、天子はA>3Aがお勧めで、余裕があれば各々射撃を加えれば良いが、欲張ると回避が間に合わなくなってしまうため、射撃を撃つ場合は画面中央のみにして、HJC後に火炎放射の死角となるパチュリー本体付近をグレイズして背後に回り、地上ダッシュを再開するというパターンで攻撃しよう。
水符「ジェリーフィッシュプリンセス」 アリス・レミリア・天子
 空中に浮遊し、泡の鎧を纏いながら移動し、一定の周期で全方位に大泡弾を放つ。
 大泡弾は画面端に接触すると分裂して数個の小泡弾になり、一定時間後に消える。
 泡の鎧は強度が高く、これを破った状態でないとダメージを与えることもできない上に、泡の鎧に攻撃すると反撃で大泡弾を撒き散らす。
 また、泡の鎧を破壊しても全方位大泡弾は関係なく放たれ、鎧も一定時間で再生するため、下手をすると攻撃できないまま鎧を再生されてしまう。
 大泡弾、小泡弾共に相殺強度が高く、生半可な射撃では泡の鎧に当てることも難しい。

 アリスは遠く低い位置ならば6B、それ以外はC人形置操をめり込ませ、泡の鎧を割ったら安全確認をしてから和蘭人形を使用し、その間に追撃をして撃破を狙う。

 レミリアはグレイズしつつ合間を縫ってC射撃、あればチェーンギャングを使って攻撃し、泡の鎧を割ったら何とかしてダメージを与え、更にスカーレットデビルや、バッドレディスクランブル>ハートブレイクなど、強力な攻撃を使って撃破を狙いたい。

 天子は天罰の石柱である程度泡を消しつつ、JCなどを使って泡に攻撃。鎧を割ったら位置と移動の周期を確認して全人類の緋想天か天地開闢プレスで撃破を狙う。


 最難関スペルの一つと言えるため、スペルカードを惜しみなく使っていこう。
月金符「サンシャインリフレクター」 アリス
 画面中央の空中に停滞し、画面全体に銀と赤の反射板を発生させる。
 銀の反射板は、攻撃を受けると一定時間後にこちらに向けて銀の光を放ち、赤の反射板は何もしなくてもこちらに向けて赤い光で攻撃してくる。

 反射板には身代わり判定があり、攻撃周期もそこそこ早い上に本体は高い位置にいるため攻撃しづらい。
 基本的に地上ダッシュで往復し、合間を縫って3Aで地道に攻撃してダメージを与えていく。
 少しのランダム性で赤い光が早くヒットしたり、遅くヒットしたりすることでタイミングが乱れることがあるが、慎重に攻撃すればジェリーフィッシュプリンセスよりは簡単に撃破可能。
 ちなみに、スペル発動時から無敵がないため、開幕に強力な攻撃を重ねてしまえば攻撃開始前に撃破可能。



■濃霧の吸血鬼−レミリア・スカーレット

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
冷夏の憂鬱 十六夜咲夜 壱・弐
安楽椅子探偵 パチュリー・ノーレッジ 壱・弐
人形逆転裁判 アリス・マーガトロイド 壱・弐
犯人と言う名の容疑者 鈴仙・優曇華院・イナバ 壱・弐・参
始まらない夏 魂魄妖夢 壱・弐・参
幽霊の湊 小野塚小町 壱・弐・参
井の中の蛙 博麗霊夢 壱・弐・参・四
Final 坐忘 八雲紫 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・各種C射撃
 発生、弾速は遅いがホールド版の威力はなかなか高いため主力となる。

・デーモンロードウォーク
 発生直後からグレイズがあるため、混戦になった時はこれでダメージ勝ちを狙っていく。

・チェーンギャング
 相手の射撃と干渉しないため、対パチュリーの水符「ジェリーフィッシュプリンセス」に使用する。
 高レベルならばダメージも高いため、開幕に重ねる攻撃手段としても悪くない。

・ハートブレイク
 発生直後は完全無敵、その後グレイズが続くため使い易い。混戦時のダメージ源に。

・バッドレディスクランブル
 威力が高く、動作中はグレイズが続くため混戦になった時には便利だが、相手の移動なども考慮して外さないように使っていこう。

・スカーレットデビル
 完全無敵かつ威力が高いため、難度の高いスペルに対して切り札となる。


 特殊なダッシュ軌道、一律消費の飛翔など癖は強いが、やること自体は他のキャラとさほど変わらないレミリア。
 射撃性能はあまり高くなく、飛翔は霊力を一律消費するため霊力管理が肝となる。
 また、ステージが多いため残機をしっかり残すことも重要。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・デーモンロードウォークチェーンギャングハートブレイクバッドレディスクランブル・ミゼラブルフェイト・スカーレットデビル

・スキルカード
 チェーンギャングは対ジェリーフィッシュプリンセスとして使うが、ここまでに出現しなかった場合はスペルカードの餌にしてしまおう。
 デーモンロードウォークも威力を上げておけば便利だが、ステージが多い分安定して進むことを考え、これに頼らない立ち回りができると良い。

・スペルカード
 ミゼラブルフェイトは強力だが、ダメージを受けると潰されてしまうため安定度が低い。
 最もスペルカードの需要が高い所はパチュリーの水符「ジェリーフィッシュプリンセス」。スカーレットデビルを使うか、バッドレディスクランブル>ハートブレイクの連携で撃破したい。


□CPU使用スペルカード攻略

運命「ミゼラブルフェイト」 文・鈴仙・衣玖
 ジャンプで移動し、こちらをサーチする鎖を連発するという動きを繰り返す。

 ダメージは比較的低く、密着状態で攻撃の出始めを喰らった場合は安いダメージで逃げられるため、接近して攻撃しているだけでも安く撃破可能。
 ノーダメージを狙うなら、地上ダッシュ往復で鎖は対処できるため、ジャンプで移動している所に攻撃を加えよう。
 ただし、射撃を使いすぎると磨耗でダメージを受けてしまうので、打撃をメインに射撃は1ループにつき一発として、ゆっくりとダメージを与えていくこと。
夜符「ボンバードナイト」 文・鈴仙・衣玖
 画面外へ上昇>こちらをサーチして垂直落下>反動で後へ飛ぶ(>壁に張り付き>反対側の壁へ突進)>着地>壁に張り付き>反対側の壁へ突進 という動きを繰り返す。(括弧部分は垂直落下後の反動で壁に張り付かないと発生しない)
 垂直落下時は本体が中下段の両方の属性を持つクラッシュ打撃で、着地時に前後に巨大な衝撃波を起こし、更に7wayの大弾を発生させる。
 壁への突進時は本体がガード不能打撃で、壁到達時に7wayの大弾が発生する。

 垂直落下は着地点が確定したらダッシュで回避すれば容易にグレイズでき、着地点又は壁張り付き中に射撃で攻撃を仕掛けられる。
 壁張り付きから突進は高さによってはジャンプで回避しなければならないため、背の高い衣玖は特に気を配ること。壁からある程度距離を取り、大弾をグレイズして消すのが最も安定で、着地から次のループまでに多少合間があるため、ここに攻撃を仕掛けたい。 
蝙蝠「ヴァンパイアスウィープ」 文・鈴仙・衣玖
 斜め上60度に飛んで行きながら大蝙蝠弾を撒き散らして分裂し、こちらの位置をサーチして大蝙蝠弾を収束させて出現する。
 出現時には弾速の遅い小蝙蝠弾がランダムで周囲に散らばる。

 まずは左右の入れ替わりに注意しながら往復ダッシュで大蝙蝠弾を避ける。レミリアが画面外に出たら垂直HJ+上飛翔でレミリアの出現位置を高めに誘導し、左右どちらかの広いほうへ飛翔して安全を確認しつつ斜め下飛翔などで着地する。
 出現後のレミリアは高い位置からゆっくりと降りてくるため、この間に小蝙蝠弾の薄いところに位置取って攻撃を仕掛けよう。
 攻撃に霊力を使いすぎると次のループでグレイズしきれなくなるため、最後にグレイズで磨耗したタイミング次第では攻撃そのものを我慢する必要もある。

 文の場合は出現位置で「天孫降臨の道しるべ」を使用すれば大ダメージを与えられるため、宣言直後にダメージを与えておけばこれで撃破可能。
 鈴仙の場合は、間合いを取って出現後の着地に合わせてイリュージョナリィブラストで攻撃、又は出現位置を地上に誘導してあらかじめフィールドウルトラレッドを設置し、出現してきた所を攻撃するのが有効。後者は攻撃を欲張ると次のループの攻撃を喰らってしまうので注意。
 衣玖の場合は、あらかじめ合間を縫って龍神の怒りをホールドして、出現後に発生させるように使っていこう。
神鬼「レミリアストーカー」
 画面中央に位置取って周囲12方向にエネルギーの塊を放出し、低速の小蝙蝠弾をばらまく。
 エネルギーの塊は発射前に予告線が出るが、この方向はある程度ランダムで決定される模様。ガードしても確定でクラッシュさせられてしまうため、霊力削りが5以上の特別射撃か、中下段両属性のクラッシュ攻撃であり、いずれにせよ確実な回避手段は各種カードの完全無敵のみとなる。
 小蝙蝠弾は弾速が遅く、相殺強度こそ高めだがグレイズで消すことが可能。また、こちらに弾が到達するのは次のエネルギー塊が発射された後になることが多い。

 エネルギー塊はランダム性があり回避困難なので、この際回避は諦めよう。クラッシュしても、そこに確定追撃を喰らわなければクリア後評価にも影響が出ないため、ノーダメージを目指す時以外は問題ない。
 まずは画面端でしゃがんで待つ。エネルギー塊を回避できることもあるのでそれを一応期待しておこう。
 その後は小蝙蝠弾が発生するため、レミリアにハイジャンプと飛翔で接近し、グレイズで小蝙蝠弾を消しつつJBホールドで攻撃して元の位置に戻る。開幕に一発当てておけば後は三回で済むため、霊力も足りなくなることは無いだろう。



■雪の亡霊−西行寺幽々子

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
白い暑中見舞い 博麗霊夢 壱・弐
朝寝坊の宵っ張り 霧雨魔理沙 壱・弐
自由に死ぬ 小野塚小町 壱・弐・参
真夏の冬山 射名丸文 壱・弐・参
異変の兆し 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 非想天 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 発生直後までグレイズがあるダッシュ攻撃。地上の相手には、裏に回りこむように当てればグレイズ中に攻撃を当てやすい。

・未生の光
 レーザー系射撃で、Bは密度が高いため威力重視、Cは攻撃範囲が広いため同時相殺重視で使える。
 近距離で当てれば最大10ヒットし、威力が高いのも魅力の一つで、高レベルならば三発で撃破可能になる。

・胡蝶夢の舞
 C版は発生直後までグレイズが続くため使い勝手が良い。ただし、一定距離進むか相手に接触するまで技が発動しない点に注意。

・ギャストリドリーム
 発生まで完全無敵で、密着からならば威力も高いため、乱戦になった場合に強い。

・死出の誘蛾灯
 相手に当たるまでが遅く、相殺されてダメージが落ちることなどもあるが、スペル開幕に使っておいて補助として使うには充分な性能。

・華胥の永眠
 ギャストリドリームの強化版として単純に使い易い。

・无寿国への約束手形
 ヒット後に一定時間グレイズなどで粘ればダメージ5000の追加攻撃が発動するため、確実に相手のスペルを撃破できる。ただし、ほぼ正面にしか放てないため、衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」には当たるが、天子の「全人類の緋想天」には当たらない。

・幻想郷の黄泉還り
 威力が高く、スペル開幕に置いておくには最適の性能。


 威力が高いレーザーである未生の光と、相手の射撃に干渉しない各種C射撃が非常に使い易いため、難易度は低め。
 ただし、全体的に発生の遅いものが多いため、安全の確保をしっかりしないと撃つこともままならないため、まずはしっかりグレイズして安全の確保を覚えよう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・未生の光ギャストリドリーム死出の誘蛾灯華胥の永眠无寿国への約束手形・鳳蝶紋の死槍・幻想郷の黄泉還り

・スキルカード
 未生の光は主力となるため、レベルを上げておいて損をすることは無い。ヒットストップの長い誘霊の甘密なども面白い技だろう。

・スペルカード
 射撃動作が遅いため、攻撃タイミングの難しい衣玖の雲海「玄雲海の雷庭」は无寿国への約束手形か幻想郷の黄泉還りを使って出来る限り楽に撃破しておきたい。
 天子の「全人類の緋想天」の第四段階に対しては、幻想郷の黄泉還りを使っても相殺されやすいため、死出の誘蛾灯の方がダメージ効率が良い傾向がある。


□CPU使用スペルカード攻略

幽符「冥界ミステリースポット」 咲夜・妖夢・鈴仙・衣玖・天子
 ジャンプで移動>画面外から大量の幽霊を呼び寄せ、輪を描くように回転させてこちらへ飛ばす という動作を繰り返す。
 幽霊の輪は連続で4つ作られ、磨耗量が尋常ではないため地上ダッシュでグレイズしたり、飛翔で誘導するのはほぼ不可能。

 幸い攻撃動作は遅いため、密着して全力で攻撃を仕掛ければ攻撃を受ける前に撃破可能。
霊蝶「蝶の羽風生に暫く」 咲夜・妖夢・鈴仙・衣玖・天子
 ランダムである程度の高さまで浮かび、時計回り又は反時計回りに身代わり判定のある霊魂を大量放出する。霊魂を一周分放出した後は着地し、ランダムでワープして、出現位置から再度同じ攻撃を繰り返す。
 霊魂には攻撃判定が無いが、壁に接触すると蝶弾に変化し、こちらをサーチして飛んでくる。

 霊力磨耗はさほど多くないため地上グレイズの往復で済むが、妖夢は蝶弾の誘導をして出来る限り回避し、追い詰められたらガードする選択肢も必要。
 あとは幽々子がどこまで浮遊するかで攻撃しやすさが変化するため、この点に関しては運次第。
宴会「死して全て大団円」 咲夜・鈴仙・衣玖
 画面中央に位置取り扇を展開し、冥界ミステリースポットとほぼ同じ性能の幽霊の輪をランダムで数箇所に発生させる。
 幽霊の輪の霊力磨耗は相変わらず強力だがこちらに飛んでくることは無く、一定数連続で発生した後は少し間が空くので、この間に攻撃を仕掛けられる。

 基本的に幽々子の真下は幽霊の輪が最も密集するため、地上グレイズでも霊力が足りなくなることが多い。よって、攻撃後に中央から限界まで地上ダッシュし、ハイジャンプ>斜め上飛翔でとにかく遠ざかるようにする。これで霊力不足で喰らってしまうことはかなり防げるが、咲夜の場合は攻撃手段に困るため、ダメージ覚悟のクロースアップマジックやスペルカードで攻め倒した方が良いかもしれない。
 鈴仙は真下でフィールドウルトラレッド>垂直HJA>J2Aのループで楽に撃破可能で、衣玖は基本的にBを密着で当てる。2ループ回避に成功すればノーダメージで行けるが、龍神の怒りを使えば1ループ以内で勝負が付けられる。  



■幻想郷の狐の嫁入り−八雲紫

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
浮雲の如し 博麗霊夢 壱・弐
働かざる者 小野塚小町 壱・弐
小人閑居して 霧雨魔理沙 壱・弐・参
跡取り娘の行方 永江衣玖 壱・弐・参
世の中気紛れ 伊吹萃香 壱・弐・参・四
Final 天道是か非か 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 姿勢が低くなるグレイズ技のため乱戦などで使っていくのだが、禅寺に潜む妖蝶の方がリターンが高いため出番は少ないかも。

・各種B射撃
 発生が早く、威力も安定して高い。主にホールド版を密着で使用する。

・各種C射撃
 発生、弾速に優れ、相殺強度も高いため遠距離からの射撃として使っていく。ただし威力は低めなので注意。

・魅惑のエサ
 ホールド版の威力が高く、相殺もされないためスペル開幕に重ねるにはもってこい。
 また、C版の攻撃位置は全人類の緋想天に対して非常に当てやすいのも魅力。

・禅寺に潜む妖蝶
 B、C共に攻撃終了までグレイズがあり、乱戦時のダメージ勝ちにはもってこい。レベルを上げれば三発強でスペルを撃破できるため、デッキに組み込んでいこう。

・中毒性のあるエサ
 運要素が大きいが、全段ヒットすれば2コストにしては高いダメージを与えられるため、苦手なスペルの開幕に出しておく。
 これだけでは倒しきれないため、更に禅寺に潜む妖蝶や、四重結界を活用して撃破するのが苦手なスペルカードへの対処法。

・四重結界
 発生直後から最後の一撃まで完全無敵が続く。
 威力は若干低いが、魅力的な四重結界は途中で無敵が切れるという欠点があるためこちらの方が安定。

・八雲藍
 全体動作が短めで使い易い。追撃を加えてダメージを与えよう。


・ぶらり廃駅下車の旅
 連続ヒットしないため、2500×4という数値上のダメージがほぼ実現されることとなる。しかし、これをまともに耐えられるのは萃香のミッシングパープルパワーと、濛々迷霧の霧化中のみで、どちらも全段ヒットさせたとしても状況がよくないため、これらに対して狙う価値は低い。
 また、動作が長く途中で潰されると電車が途切れる点などから、他のスペルカードに対して狙う場合は、直前の通常対戦やスペルの倒した位置から考えて調整するのが望ましい。


 射撃性能は悪くないが、スペルカードに関しては決定打に欠け、連続地上ダッシュのグレイズに切れ目ができるため、安定した対処が難しい。
 しかし、禅寺に潜む妖蝶が非常に強力なので、これをメインに据えてダメージも割り切って攻めていくのも良いだろう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・禅寺に潜む妖蝶・物質と反物質の宇宙・魅惑のエサ中毒性のあるエサ四重結界八雲藍ぶらり廃駅下車の旅

・スキルカード
 禅寺に潜む妖蝶が強力なため、とりあえずこれのレベルを上げておくことで、乱戦時はすぐに決着を付けられるようにしたい。
 物質と反物質の宇宙はヒットストップが長く強力だが霊力消費効率が悪く、撃破後からスペルカード宣言確定までは設置しても無効化されてしまうため、使いづらい。
 魅惑のエサはホールド版をスペルの開幕に押し付ければダメージを取れることと、対全人類の緋想天で有効であることから、使いこなしたい。

・スペルカード
 対処が難しいスペルカードとしては、天子の霊想「大地を鎮める石」「全人類の緋想天」(第四段階)などがある。ぶらり廃駅下車の旅が狙えるが、前者に使った場合は、ゲージの関係から後者までゲージを溜めるのはやや難しい。中毒性のあるエサ+αとどちらを使うかの判断は難しいだろう。


□CPU使用スペルカード攻略

光弾「ドップラーエフェクト」 妖夢・レミリア・鈴仙・衣玖
 ジャンプして空中に停滞した状態から、全方位に回転しながら展開する青と赤の光弾を交互に、合計7回放つ。
 光弾は磨耗射撃でこそないが、攻撃の周期が早く、攻撃を仕掛けるタイミングが非常に難しい。

 妖夢、衣玖はまず紫の真下に位置取り、垂直HJ>真下飛翔をタイミングよく繰り返してグレイズし、7回目の光弾を放った後の着地に合わせて攻撃し、再度グレイズを繰り返す。
 妖夢の場合、画面端を維持してジャンプしてくれるならば、光弾の展開に合わせて前or後HJAを出し続けるだけで良いため、撃破後に必ず端まで運ぶこと。その上で、相手が端から離れてしまった場合は垂直HJ>下飛翔の繰り返しで回避するしかない。
 レミリア・鈴仙の場合は真下に位置取り、垂直HJ>J攻撃というパターンが可能で、レミリアはJ2A、鈴仙はJAを使えば良い。
 また、鈴仙ならばフィールドウルトラレッド>垂直JA>J2Aのループも可能。

 ノーダメージ目的だとこれらのパターンは安定させるのがやや難しいため、スペルカードを使って飛ばしてしまうのも一つの手。
捌器「全てを二つに別ける物」 妖夢・レミリア・鈴仙・衣玖
 B肉体分解機+大量の光弾をばら撒き と ランダムの高さでC肉体分解機+大量の光弾ばら撒き を交互に繰り返す。

 本体の攻撃は中下段クラッシュ属性の打撃のため、ガードは実質的に不可能。光弾も霊力削り量が多く、ガードするのは危険。
 B肉体分解機の場合は姿を消した直後のこちらの位置をサーチして出現するため、出現位置を避けて裏に回るか、下をくぐって回避。
 Cの場合は地上だけでなく、高さランダムで空中から出現するため、高さによってしゃがむか飛び越えて回避する。
 また、光弾は相殺強度が高く、グレイズで消えるもののランダムで降ってくるため、安定して攻撃をするのは難しい。

 とはいえ、着地地点を狙えば光弾が降ってくる前に攻撃できることが多いため、欲張らなければダメージを受けることはあまり無いだろう。
幻巣「飛光虫ネスト」 妖夢・レミリア・鈴仙・衣玖
 紫の周囲にランダムで大量の隙間が開き、光の槍が連続で撃ち出される。
 攻撃判定が大きく、裏に回っても対応して反対方向に攻撃が出てくるほか、長時間出現し続けるため、運次第では次のループまでに攻撃をすることすら難しい。

 基本的に往復ダッシュでは磨耗で喰らうことこそ無いものの、紫本体がかなり気まぐれに移動するため、前後入れ替わりの判断ミスからバックステップが暴発してしまい、隙に攻撃が当たりやすいため禁物。
 垂直HJから上飛翔し、射撃やジャンプ攻撃を使って空中停滞、その後飛翔で地上へ戻って攻撃し、再度垂直HJで回避を繰り返すのが比較的安全と思われるパターン。
 具体的に空中停滞するには、妖夢の場合は上飛翔、J8A、J2C。レミリアの場合は上飛翔、(J2B>)JCホールド。鈴仙の場合は上飛翔、J6A、ホールドJ2B。衣玖の場合は上飛翔、J6A、各種空中射撃。
 ただし、紫が高い位置に隙間を設置するようになった場合は、地上に早めに降りて着地地点に攻撃を仕掛けよう。

 また、鈴仙の場合はA>6Aor3A>フィールドウルトラレッドで攻撃を仕掛け、紫がジャンプで移動したらダッシュで追いかけて間が空くのを待ち、再度フィールドウルトラレッドを設置して打撃で攻撃というパターンを繰り返すことで撃破が可能で、判断のポイントが難しいものの、避けるよりは簡単。

 このスペルもランダム性が強く安定してノーダメージが難しいため、スペルカードを使って飛ばす判断をした方が良い場合も多い。 
空餌「狂躁高速飛行体」 レミリア・鈴仙・衣玖
 自キャラに照準を付けられ、様々な方向から高速飛行体が大量に飛来する。
 飛行体が通る道筋はすべて予告線が発生し、磨耗も殆どしないため地上ダッシュでグレイズし続けることが可能だが、紫も移動が多いため攻撃のタイミングはやはり難しい。

 攻撃の周期や、予告線から発生までのタイミングを把握すれば地道にダメージを与えていくことも可能だが、飛光虫ネスト同様に移動にランダム性があるため、グレイズには注意をする必要がある。
 ダメージ覚悟で攻めると痛手を負う可能性が高いため、攻撃力の高いスペルカードなどで早めに決着を付けるのが最も確実。
「八雲の巣」 レミリア
 画面中央に停滞後まず10方向にレーザーを放ち、更にレーザーから蜘蛛の巣を描くように網目状に光が放たれる。
 レーザーはガードすると一発でクラッシュになり、ヒット時は非常に長いヒットストップが発生するため確定で追撃を受けてしまう。

 レーザーの磨耗が非常に激しいため、往復グレイズをし続けるのは禁物だが、レーザーの持続は網目を描く光弾が発生するまでで、光弾はグレイズで消えるため、タイミングを図って移動すれば磨耗することは殆ど無い。
 よって、画面端でしゃがんで待ち、レーザーをガード又は回避して網目の発生を待ち、網目が出てきたら引きつけて前ダッシュで真下に潜り込み、少し待って2Cで攻撃。その後バックステップで反対側の端に移動してレーザーを待つという繰り返しで簡単に撃破可能。



■疎雨の百鬼夜行−伊吹萃香

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
新旧妖怪の山 射名丸文 壱・弐・参・四
龍宮の使い 永江衣玖 壱・弐・参・四
Final 太公望の釣り堀 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュB
 三段攻撃で出始めからグレイズがあるので、移動手段兼攻撃として使える。ただし、カス当たりだとダメージが低いので注意。

・各種C射撃
 中心で当てれば大ダメージを与えられるため、スペルの開幕に重ねて一気に勝負を付けたい。
 また、相手となる3キャラ共に最終スペルカードが狙ってくれと言わんばかりに2Cの的になる。

・地霊-疎-
 地上の相手に当てれば、通常は当たらない打撃部分が含まれるためダメージがかなり高い。高レベルならば二発でスペルカードを撃破可能になる。

・雲集霧散
 相殺可能な射撃をほぼ全て消してしまう霧を放つ。コストが低い割に特定のスペルカードに対して強力である。

・戸隠山投げ
 暗転後から岩を投げる前まで完全無敵だが、攻撃を喰らうと潰されてしまうため、安全を確保してから使うこと。

・ミッシングパワー
 出始めから完全無敵で、コストに対して威力も高く使い勝手が良いため、トドメの一手に最適。

・ミッシングパープルパワー
 発動中は常時アーマー状態で、受けるダメージが半減するためスペルの強行突破を狙える。
 しかし、受けるダメージもかなり大きいため、ステージ最後の一枚などで使ったほうが賢明だろう。
 一応、雲集霧散で弾を相殺することでリスクを抑えて使うという運用法もある。


 癖のある射撃が多いが、ダメージの高い技が多く、型にはまれば一瞬でスペルカードを撃破できる。
 ステージ数も少ないが、ステージ1からスペルカード4枚を撃破しないといけないため、残機を残せるかどうかで難易度が大幅に違ってくる。
 C射撃をフルヒットさせることと、通常対戦で極力ダメージを受けないことを意識して練習しておくといいだろう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・地霊-密−雲集霧散戸隠山投げミッシングパワーミッシングパープルパワー

・スキルカード
 地霊-密-以外には特に使えるような技は無く、便利そうに見える疎鬼もストーリーに於いてはC射撃の下位互換にしかならない。
 基本的にスペルカード重視で進んで行けば良いだろう。

・スペルカード
 投げ系のスペルカードが多いため、実質的に使えるスペルカードは限られる。
 雲集霧散はコストが低いが、天子の大地を鎮める石に対して高い効果を発揮し、他のスペルカードと組み合わせて使うことも可能なのが大きい。


□CPU使用スペルカード攻略

吐息「小鬼の深呼吸」 パチュリー・紫・衣玖・天子
 ブラックホール>ジャンプで移動>ホワイトホール>ジャンプで移動 という動作を繰り返す。
 ブラックホール中は画面外から大量の弾がランダムで弾が吸い寄せられ、自キャラも横方向に吸い寄せられる強制移動が働くほか、ブラックホールの中心にも判定がある。
 ホワイトホールは逆に大量の弾をランダムで放出し、自キャラは引き離される。

 ブラックホールは中心の磨耗が激しいため往復グレイズは不可能、バックステップ連発が比較的低ダメージで済むが、ノーダメージでやり過ごすには運も必要。
 ホワイトホールは距離を離して前ダッシュし続けるだけで安定してグレイズが可能だが、紫はこのダッシュが切れるため、ハイジャンプや飛翔なども使う必要があるだろう。
 いずれにせよ、本体付近は危険なので遠距離からでもダメージのあまり変わらない攻撃手段が望ましいだろう。
火弾「地霊活性弾」 パチュリー・紫・衣玖・天子
 地面を殴り、垂直に跳ねる火鬼を連鎖的に発生させる>ジャンプで移動 を繰り返す。
 火の玉は分裂後が特に磨耗しやすいが高く跳ねるわけではないため、空中でやり過ごすのが良い。

 萃香が行動に移る前に距離を取る、または射撃後に後HJやバックステップで距離を取り、火鬼が出てきたらある程度引きつけてダッシュ>ハイジャンプ>上飛翔でグレイズしつつ空中に逃げ、分裂した火の弾が無くなるまで空中でやり過ごす。
 着地後は萃香が近距離ならば攻撃はせずに間合いを取ったほうが安全。中〜遠距離ならば射撃で攻撃して再度同じパターンで回避を繰り返す。
鬼神「ミッシングパープルパワー」 パチュリー・紫
 巨大化して、大きさを活かした強力な攻撃を仕掛けてくる。体力が15000というストーリーモード最高の耐久力を誇り、ただ無闇に攻撃してもダメージ負けしかねない。

 体力を削られるが最も安全なパターンとしては、近距離でしゃがみガードして相手の行動を待つというもの。
 ストレートは空振りするため確認してからホールド射撃で反撃。ジャンプは見てからこちらもジャンプして同様にホールド射撃し、相手が着地したのを確認してからこちらも飛翔で着地。歩きはガードして体力を削られることを容認しなければならないが、三歩歩いたら確実にストレートかジャンプをしてくるため、歩きで永遠に削られることはない。

 ともかく、無闇に間合いを取って回避困難なストレートなどに追われるよりは楽と思われるし、攻撃がヒットさえしなければ損害評価も落ちない。
鬼気「濛々迷霧」 パチュリー・紫
 霧化し、こちらを追尾しつつ軌跡上にランダムで大量の弾を設置する。一定時間経過すると姿を現すが、着地後の硬直のあと再び霧化を繰り返す。
 完全に霧化すると打撃のダメージを20%、射撃のダメージを50%に抑える効果が付き、本体付近は常に弾も発生しているため打撃で攻撃するのはリスクリターンが釣り合わない。

 パチュリーは往復ダッシュでやり過ごすことが可能だが、紫はダッシュの性質上誘導をパターン化しないと回避困難。
 霧化直後はダメージの軽減が無いため、まずはここに数の多い射撃か単発高ダメージの射撃を重ねてダメージを取り、次に高い位置へ攻撃できる射撃でダメージを取り、後は迫ってくる霧に対して回避行動を取って、合間を縫って射撃でダメージを与えていく。
 霧化終了後はゆっくり降りてくるところに出来る限りダメージを与えたいのだが、その位置取りを間違えると設置された弾を連続で喰らってチャンスを逃してしまうこともあるため、場所選びと攻撃による喰らい判定の拡大に注意しよう。
「百万同一鬼」 パチュリー
 ジャンプして空中に停滞し、ブラックホールを発生させて画面外から大量のエネルギーを萃め、巨大な元鬼玉にして投げつける という動作を繰り返す。
 ブラックホール発生中は6方向から回転するようにエネルギーが萃まり、このエネルギーは攻撃判定があるほか、こちらは中央に引き寄せられる。
 元鬼玉はステージ地面又は端に当たると長時間大爆発を起こし、画面の約半分近くを覆い尽くす上に、そのダメージもストーリーのスペルでは最大級の高さ。

 最も単純なのはロイヤルフレアを使用することで、全段ヒットすれば撃破可能。ただし、稀に39ヒットになり倒しきれないことがあるので注意。
 ロイヤルフレアが使えない場合は、真下で往復ダッシュをして萃まるエネルギーの筋が通過する回数を数えておき、三本通過した時点で垂直HJ>上飛翔とすれば、元鬼玉を画面外へと誘導することが可能。
 あとは、着地後にジャンプして移動するためここに攻撃を加えればよい。安全重視でも三ループ掛ければ確実に撃破できるだろう。



■風雨の鴉−射名丸文

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
天狗の取材 博麗霊夢 壱・弐
泥棒さんこんにちわ 霧雨魔理沙 壱・弐・参
潜入せよ紅魔館 十六夜咲夜 壱・弐・参
嵐の紅魔館 レミリア・スカーレット 壱・弐・参・四
Final 天気は新聞より奇なり 博麗霊夢 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 混戦時の切り札になるが、攻撃位置が高いため、空中の相手や立ち状態に相当する喰らい判定を狙わないといけない点に気を付けよう。

・ホールド版B射撃
 発生が早く、全体動作も短いため使い易い。機動力を活かして近距離でしっかりと全段ヒットさせたい。

・疾風扇
 発生、全体動作、威力などが高性能で、単発のため遠距離でも使い易い。ゲージ回復効率の面ではホールド版B射撃に劣るため、使い分けよう。

・天狗道の開風
 遠距離でないと全段ヒットしないが、コスト相応に威力があり、相手の射撃に干渉しないため攻撃手段としてはかなり優秀。

・紅葉旋風
 攻撃範囲が縦に大きいため、空中の相手に対して先置きで使える。本来は追撃前提の技のため、ダメージは若干低めなのが欠点。

・猿田彦の先導
 出始めからグレイズがあるため、混戦の打破に有効なスペルカードだがコストの割にダメージは低め。

・天狗のマクロバースト
 ダメージが大きいため、開幕にダメージを与えておく手段としては最適。相手の真上に位置取りする必要があるものの無敵などは無いため、タイミングをしっかりと見極めて使おう。

・天孫降臨の道しるべ
 出始めから完全無敵があり、威力も非常に高いためスペルカード飛ばしとして非常に高性能。苦手なスペルカードはこれで確実に飛ばしていこう。


 射撃の小回りが利くが、ダメージに関しては控えめのため、如何にダメージを伸ばしてスペルを早期撃破できるかが課題となる。
 厄介なスペルカードが多数あるため、全体的な難易度は高め。細かい所での事故を極力減らし、割り切ったスペルカード運用を行うのが重要だろう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・疾風扇天狗道の開風猿田彦の先導・紅葉旋風・天狗のマクロバースト天孫降臨の道しるべ

・スキルカード
 威力が高く使い易い疾風扇の強化を行えば進行は多少楽になる。他のスキルカードに関しては上手く機能する場面があまり無いため、これ一つで充分だろう。

・スペルカード
 中盤以降は辛い相手の多い文。残機を削られる原因となりやすいスペルカードはこちらもスペルカードを使って積極的に撃破を狙っていく。
 具体的にはレミリアの蝙蝠「ヴァンパイアスウィープ」、霊夢の「境界に潜む霊と不思議な巫女」などは天孫降臨の道しるべを使い、他のスペルカードで苦手なものは天狗道の開風や、天狗のマクロバーストでダメージを取って撃破を楽にするというのが良い。


□CPU使用スペルカード攻略

突風「猿田彦の先導」 霊夢・魔理沙・咲夜・幽々子・萃香
 後方にジャンプして身構え、真っ直ぐ突進して画面外へ行き、こちらの高さをサーチして再度突進、その後反対側の画面外から出現するという動作を繰り返す。
 突進は中下段クラッシュ打撃で、突進してに画面外に出る時、後に6wayで弾速の遅い風弾を置いていく。

 基本的に画面中央に位置取りすることで風弾を確認してからグレイズできるようにし、二回目の突進のタイミングを覚えて回避するタイミングをまずは覚えよう。
 二回目の突進が高い位置だった場合、文が戻ってくる高さも高くなるため、その分攻撃の時間を稼ぐことが出来る。
 突進中も無敵やグレイズがあるわけではないため、余裕があれば射撃を置いてから垂直HJなどで逃げると良い。
旋符「飄妖扇」 霊夢・魔理沙・咲夜・幽々子・萃香
 地上、又は空中から、ゆっくりと独特の軌道を描く風刃弾を大量に放つ。
 行動パターンは、(ジャンプ>空中で風刃弾>着地>)こちらをサーチしてジャンプで移動>地上で風刃弾 を繰り返す。(括弧内を行うかはランダム)

 風刃弾の軌道が独特かつ遅いため慣れるまで対処が難しいが、ジャンプ移動を出来る限り遠くへ誘導し、風刃弾を撃つ前を攻撃するという繰り返しが安定する。
旋風「鳥居つむじ風」 霊夢・魔理沙・咲夜・幽々子・萃香
 竜巻を発生させ、ジャンプで移動する という動作を繰り返す。
 竜巻は長時間画面に残り、ステージの端で跳ね返るため位置次第では対処が難しくなる。

 基本的には竜巻を放つ瞬間に背後に回って攻撃すれば良い。正面から攻撃する場合は、竜巻発生までの動作は意外と素早く、欲張って攻撃していると竜巻を喰らってしまうことに気をつけよう。
「幻想風靡」 萃香
 画面中央に魔方陣のようなエフェクトが発生し、これを中心に文が高速で画面を往復して攻撃し、軌跡から弾をばら撒く。
 途中まで喰らい判定が無く、こちらも動かなければ攻撃を受けることもない。中央のエフェクトが動き始めると同時に、文本体ではなくエフェクトの中心にに喰らい判定が発生する。

 とりあえず開始直後にCの中心を二発当てれば瀕死なので、あとは中心のエフェクトが動く前に2Cを連発して適当にタイミングを合わせてヒットさせれば終了となる。
 倒しきれなかった場合は、端までダッシュして誘導した後に反対側へ切り返し、6Cを投げ込んでダメージを与えよう。 



■晴嵐の赤眼−鈴仙・優曇華院・イナバ

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
紅魔館の主 レミリア・スカーレット 壱・弐・参
残雪見舞い申し上げます 西行寺幽々子 壱・弐・参
不可思議な落成式 八雲紫 壱・弐・参・四
Final 瑕ついた神社 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュB
 発生直後までグレイズがあり混戦時には使える技だが、スライディングのため地上の相手にしか当たらない。これに頼る必要が無いように立ち回りたいところ。

・ダッシュC
 発生と同時にグレイズが切れるがダッシュB同様に混戦時にはそこそこ使える。とはいえ、隙が大きくリスクの高い行動であることには間違いはない。

・マインドエクスプロージョン
 発生、威力共に優れ、斜め上と正面に撃ち分けられるため使い勝手の良い技。ただし、連発する際にはゲージ回復効率を考える必要がある。

・マインドドロッピング
 地上の相手に密着ヒットさせた時の威力が非常に高いという点で非常に強力な技で、高レベルなら二発クリーンヒットさせるだけでスペル撃破が可能。
 二連発するだけで次々とスペルを撃破できる様は爽快。

・フィールドウルトラレッド
 フィールド内に居る相手の射撃が一切当たらなくなるという、射撃だらけのスペルカードに対して無類の強さを発揮する技。
 相手が動かないタイプのスペルカードに対しては、霊力ゲージを全てこれに注ぎ込み、打撃のみで撃破ということも可能。

・フィールドウルトラバイオレット
 相手がフィールド内に居ると、B、Cの射撃の幻の部分が実体化する。普段の射撃の威力は低いが、実体化した弾全てを当てた場合の威力はかなりのものである。

・イリュージョナリィブラスト
 発生こそ遅めだが、レーザー系の射撃であるため非常に強力な技。フィールド系を使った立ち回りが苦手、または通用しづらいスペルにも対応できるのが魅力。

・国士無双の薬
 三回まで攻撃力、防御力がアップする強化スペルカードで、四回目のみ5コスト級の大ダメージを与えられるがパワーアップがなくなってしまう。
 パワーアップの効果はストーリー中ずっと続き、強力な必殺技も多いため強化する価値は割と高い。

・ルナティックレッドアイズ
 ダメージが高いためスペルカード飛ばしには最適だが、無敵は一切無いためフィールドウルトラレッドと併用することで安全性を高めよう。


 通常技や通常射撃の性能は低めだが、強力な必殺技を多く取り揃えているため、霊力回復効率を考えつつこれらを運用していけばさほど難しくはない。
 スキルカードを多めに積めば強化の大きさを実感できるため、スキルカードと国士無双の薬での強化プレイを是非とも試して欲しい。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・マインドエクスプロージョンマインドドロッピングフィールドウルトラレッドフィールドウルトラバイオレットイリュージョナリィブラスト・アイサイトクリーニング・ディスオーダーアイ・国士無双の薬ルナティックレッドアイズ

・スキルカード
 有効に機能する必殺技が多く、どれを使うかははっきり言って好みの問題だが、折角なので様々なパターンを試してみて欲しい。
 アイサイトクリーニングはイリュージョナリィブラストより威力が落ち、斜め上方向への範囲をカバーするまでに時間が掛かる代わりに空中使用可能で、相手の射撃に干渉しない代わりに相殺もできない。
 ディスオーダーアイは動作途中から無敵があり、威力が高く空中でも使えるのが魅力。

・スペルカード
 以前のバージョンでは、ディモチベイション、ディスカーダーで相手のスペルカードを飛ばしてしまうことが可能だったが、それに伴い演出や展開が不自然になることも多かった。現在のバージョンではスペルカードを飛ばすことは不可能のため、ただの威力の低いスペルカードである。
 また、コスト相応に威力が高いスペルカードはルナティックレッドアイズぐらいで、他は強化したスキルカードの方が動作が短く効率も良いため、攻撃用はこれだけで充分。攻撃用スペルカードを切って国士無双の薬とスキルカードで戦うというのも面白いだろう。


□CPU使用スペルカード攻略

迫符「脅迫幻覚(オブセッショナー)」 魔理沙・レミリア・小町
 見た目の射撃モーションに反して上から後方にかけて弾を連射し、ジャンプで移動 という動きを繰り返す。
 弾はこちらへ向かってゆっくりと追尾し、一定時間で爆発する。

 開始直後に密着して射撃を打ち込めば攻撃が届く前に撃破できるため、全く脅威を感じられないスペル。
 仮に射撃がこちらに到達した場合は前に移動すれば容易に回避でき、次の攻撃が来る前に攻撃を仕掛けたり、ダッシュで接近することが可能。
 ただし、背後に回ると発射直後の弾を喰らうことになるため、それだけは気をつけよう。
幻弾「幻想視差(ブラフパラージ)」 魔理沙・レミリア・小町
 画面全体に弾の幻影が飛び交い、円形のフィールドを展開してこちらに飛ばすか、サイトを展開する。
 フィールドはゆっくりとこちらに向かって飛んできて、フィールド内に入ってしまうと弾の幻影が実体化する。
 サイトは正面からゆっくりと広範囲に広がって行き、範囲内に入ってしまうと同じく弾の幻影が実体化する。

 まずはフィールドとサイトの展開前のモーションを覚え、攻撃しながらどちらを使ってくるのかを見極めよう。
 フィールドの場合はまず間合いを取り、フィールドがこちらに移動してきたらダッシュで通り抜けたり、飛翔で避ける。
 サイトの場合は背後が死角になり、動作中は無防備なので背後に回りこんで攻撃を仕掛けよう。
幻兎「平行交差(パラレルクロス)」 魔理沙・レミリア・小町
 幻影を6体上空に放ち、降下しながら弾を連射させる>どれか一体が着地時に実体化>ジャンプで移動 を繰り返す。
 弾の量が多く霊力磨耗が激しいほか、地上ダッシュ往復はどれが実体化して位置が入れ替わるかわからないため少々危険。

 幻影の攻撃を一方向にまとめるために距離を取り、地上ダッシュとハイジャンプでグレイズして全ての幻影の背後に回りこむのが最も安全。
 幻影に包囲される形になった場合は、垂直HJから上飛翔と空中停滞技を使って攻撃が収まるまで待とう。
 どの幻影が本体になるかによって、攻撃できる時間が大きく変わるため運要素も絡むが、ダメージを受けないように安全に回避していれば難しくはない。



■川霧の水先案内人−小野塚小町

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
霧雨の幽霊 霧雨魔理沙 壱・弐
曇っていますか? 十六夜咲夜 壱・弐
蒼天の剣 魂魄妖夢 壱・弐・参
迷界の竹林 鈴仙・優曇華院・イナバ 壱・弐・参
復興する神社 博麗霊夢 壱・弐・参・四
Final 有頂天の頭上華萎 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・J2A
 グレイズも何も無い技なのだが、相手を飛び越えつつ攻撃できるため意外と使い勝手が良い。

・ダッシュB
 グレイズがあるため混戦時には使うことになるが、スライディングのため地上の相手にしか当たらないという欠点がある。

・各種B射撃
 B、6B、JB、J2Bは通常版で6発、ホールドで10発。2Bは8発、J6Bは10発となっており、弾数、発生、攻撃位置で使い分けていく。
 10発当てた際のダメージはなかなか大きく、動作も割とコンパクトなので使い易い。

・怠惰に生きた浮遊霊
 発生こそ遅いがホールドするとダメージが高く、LVMAX時のダメージは小町の攻撃の中でも屈指。
 しかし、攻撃位置が高いため、相手がスペル発動後にジャンプすることを前提で若干距離を離して重ねるか、空中で停滞するタイプのスペルカードにしか使えない。
 また、空中で停滞するタイプのスペルカードに対しては、時間的余裕があるならば更に2Cによる活性化でダメージを与えられ、当たり方次第ではそのワンセットでスペルを撃破可能である。

・通りすがりの人霊
 相手がステージ端に居るならばB版の発生直後の弾を当てられるため相殺されずにダメージを与えられ、画面の端でもヒットする可能性は高い。
 同様に、ダッシュで相手の攻撃を走り抜けた後に停止動作キャンセルでC版を出すという使い方も有効で、この場合は鎌の喰らい判定を前に出さずに使えるという利点もあったりするが、それが実際に活きるかどうかは別の話。

・何処にでも居る浮遊霊
 これ自体のダメージは怠惰に生きた浮遊霊のホールド版とほとんど変わらないが、発生と硬直の面ではこちらの方が優秀なため、2Cの霊活性化を狙うならばこちらの方がやりやすい。
 低コストのため、カードに余裕があるなら使ってみると面白いだろう。

・八重霧の渡し
 背後から大量の霊が押し寄せるという性質から、ダッシュで走り抜けた後や、ハイジャンプで飛び越え>飛翔中に着地>着地硬直キャンセルで背向け発動とすることで、高いダメージを与えることが可能だが、そこまでするのは割と面倒である。

・未練がましい緊縛霊
 2Cで活性化させられる霊魂を6つ纏わりつかせる。相殺されずに相手に接近するため相手のスペルを問わずに狙え、ダメージが高い。
 スペル開幕に使用して、隙を見て発動させてダメージを与えよう。

・死者選別の鎌
 コスト相応にダメージが高く、スペル飛ばしの切り札となる。これもスペル開幕に狙うと良い。


 ストーリーでの基本となるコンパクトで威力のある射撃として各種B射撃が使い易いため、基本を抑えた上でコツを掴んでしまえばさほど苦労はしない。
 とはいえ、これだけでは辛いスペルもあるので、スペルカードやスキルカードを活用して切り抜けていこう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・怠惰に生きた浮遊霊通りすがりの人霊・浮かばれない地縛霊・何処にでも居る浮遊霊八重霧の渡し未練がましい緊縛霊死者選別の鎌

・スキルカード
 通りすがりの人霊は、直前に相手を画面端密着に追い込むことで遠距離から安全に攻撃を仕掛けることが可能になる。ただし、倒し切れないと霊力効率が悪いので、未練がましい緊縛霊などと組み合わせることでダメージ効率をカバーし、安全性を上げよう。
 浮かばれない地縛霊はLVMAXになるとダメージが高いが、それまでは霊力効率重視で各種B射撃を使ったほうが良い。

・スペルカード
 未練がましい緊縛霊、死者選別の鎌はどちらも遠距離から攻撃を仕掛けることが可能なため、大抵のスペルカードに楽に当てることが可能。
 苦手なスペルカードだけでなく、体力的に残機を減らさずに越すのが難しいと判断した時なども使っていこう。


□CPU使用スペルカード攻略

霊符「古き地縛霊の目覚め」 霊夢・妖夢・レミリア・紫
 こちらの周囲に大量の霊を発生させ、一斉に活性化させて攻撃>歩いて移動 を繰り返す。
 活性化した霊はこちらに向かってゆっくりと移動し、一定時間で消滅する。

 霊を全てグレイズしたりガードすると危険だが、攻撃までが遅いため威力が高く動作の短い技を連発すればすぐに撃破可能。
 安定させるなら活性化のタイミングを覚えて、先に移動してしまうのが良いだろう。
死符「死者選別の鎌」 霊夢・妖夢・レミリア・紫
 ジャンプで移動>こちらをサーチして移動制限フィールドを展開>頭上へ大きな弾を落とす という動作を繰り返す。
 弾はガード不能の特別射撃のため、全キャラ共通でバックステップによる回避か、射撃無敵や完全無敵のある必殺技、スペルカードなどを使って回避する必要がある。

 古き地縛霊の目覚め同様に攻撃動作までに倒すことも可能だが、最初のジャンプ移動次第では倒し辛くなる。
 霊夢は亜空穴。妖夢は現世斬、桜花閃々、成仏得脱斬。レミリアはハートブレイク、スカーレットデビル。紫は幻想狂想穴などが回避しやすい。
 霊夢、紫はノーコストで避けられるため安定、妖夢・レミリアはバックステップでの回避を推奨したいが、ノーダメージ目的でないならば喰らっても良いと考えるのもあり。
魂符「魂の遊戯」 霊夢・妖夢・レミリア
 こちらを包囲するように飛んでくる霊を発生>歩き又は脱魂の儀で移動 を繰り返す。
 霊は16弾発生し、8弾が弾速がやや早く、残り8弾は弾速が遅い。霊は照準となる位置を通過した後、画面外まで飛んでいくため長時間残る。

 攻撃判定が大きいため、グレイズする際は引きつけ過ぎると喰らってしまう。また、数が多いため密集した所でグレイズすると磨耗が激しい。
 近距離で攻撃を仕掛け、弾が接近してきたら早めにハイジャンプなどで離脱し、再び接近して移動に対応しつつ攻撃というパターンが基本で、あまり小町を間合いを離すと、脱魂の儀を発動された時に出現位置が霊と重なりやすくなる。
 妖夢やレミリアの場合は、霊の判定の大きさや基本グレイズ行動の早さなどを考慮して対応しないと事故ヒットが発生しやすいので注意。



■美しき緋の衣−永江衣玖

stage ステージタイトル 相手キャラクター 使用スペルカード
臨界突破 伊吹萃香 壱・弐
寝耳に水 射名丸文 壱・弐
吸血鬼の防災 レミリア・スカーレット 壱・弐・参
最後の忠告 西行寺幽々子 壱・弐・参
謎の妖怪 八雲紫 壱・弐・参・四
Final 神社の下に眠る物 比那名居天子 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・各種B射撃
 B、JBのホールド版を全段ヒットさせれば三発でスペルを撃破できるため、基本はこれで攻めていく。
 攻撃を仕掛ける時間的余裕が無い場合は、発生の早いBを密着から狙う。

・龍神の怒り
 発生が非常に遅いが単発技としては威力が高く、ホールドして離すことである程度任意のタイミングで発動できる。
 自分又は相手をサーチして雷が落とされるため相殺は実質不可能で、スペルの開幕に重ねる、動きの少ないスペルに対して遠距離から連発する、相手が自分の位置依存で移動してくるものに対して置いておくなど、様々な使い方が可能。
 LV3以上で相手のスペルを三発で撃破できるようになるため、Bホールドを狙えない状況では活用しよう。

・龍魚ドリル
 攻撃発生の辺りからグレイズがあり、非常にリーチが長いため遠距離からスペルに対して差し込む感覚で使う。ダメージはコスト相応に高いため、接近しづらいスペルには龍神の怒りを使うか、これを差し込んでダメージを与えよう。

・光龍の吐息
 上空に光弾を設置する。発生してしまえば消えないので、空中へ飛ぶ相手に対してはこれを置いて追撃を仕掛けると良い。

・龍宮の使い遊泳弾
 根元を当ててLimitに到達させれば、魔方陣が切れた後に更にダメージが入るためダメージは高い。
 しかし、無敵が無いため使いどころは難しい。


 グレイズ技に乏しく、至近距離でないと強力な射撃がなく、移動が遅いため苦戦を強いられる場面が多数ある衣玖。
 しかし、龍神の怒りをパターン化して運用すれば、難易度はかなり下がるはずなので、まずは宣言後に当てるタイミングから練習していこう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・龍神の一撃・龍神の怒り龍魚ドリル光龍の吐息龍宮の使い遊泳弾

・スキルカード
 近距離ではBホールドで事足りるため、中距離で使えるものとなると、ヒットストップがあり正面と斜め上に撃ち分けが可能な龍神の一撃ぐらいしか無い。
 しかし、龍神の怒りが最も使い勝手が良いため、これのレベルを上げるために各種カードを使用してデッキを回転させるつもりでも良い。

・スペルカード
 最もスペルを使いたいヴァンパイアスウィープは、スペルカードを使用するタイミング自体が難しい。その他はしっかりとパターン化すれば、他のキャラが苦戦するようなスペルも龍神の怒りで事足りてしまうため、スペルカードを使うタイミングはほぼ任意。


□CPU使用スペルカード攻略

光珠「龍の光る眼」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香
 こちらの位置へ向かって龍の眼を放つ>ジャンプで移動 を繰り返す。
 龍の眼が出現した瞬間は上方から落雷があるため、真上に居ると喰らってしまう。
 龍の眼の部分の軌跡には雷弾が設置されていき、一定時間残り続ける。

 龍の眼はこちらの位置に向かって放たれるため、上に誘導したり、正面に誘導してグレイズで背後に回るのが基本。
 あとは移動の隙などを狙って攻撃すれば特に苦労することなく撃破できるだろう。
雷符「神鳴り様の住処」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香
 ジャンプで移動>3パターンのうちどれかの雷を呼ぶ の動作を繰り返す。
 雷のパターンは、こちらの位置依存で5発、ランダムの位置に6発、衣玖の周辺に10発のどれかが選ばれる。
 雷はガードすると即クラッシュになり、着弾直後に周囲に雷弾が散らばる。

 こちらの位置依存の場合、見てから回避で間に合い、終了後の猶予時間が長いため攻撃のチャンス。
 ランダムの場合、6発目が終わる頃には次の雷が呼ばれているため、攻撃を仕掛けるのは危険。しばらくは往復グレイズに専念しよう。
 衣玖の周囲の場合、近距離でグレイズすると磨耗が激しいので間合いを取り、相殺されない射撃があるならばそれで攻撃しよう。
棘符「雷雲棘魚」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香
 ジャンプ>雷を身に纏うと同時に雷弾を全方位にばら撒き>一定時間こちらに向かって移動 という動きを繰り返す。
 本体のダメージが大きい上に近づかれると磨耗が激しく、ガードすると即クラッシュして吹き飛ばされる。

 画面端に位置取り、相手が近づいてきたら垂直HJから飛翔で通り抜け、逆の画面端まで逃げるという動作を繰り返せば、油断して画面中に残った雷弾に当たる以外のことはないだろう。
 しばらく経つと雷が解けるので、この間に攻撃。雷が解けたときに衣玖が空中に居れば着地までの分時間を稼げるため、逃げるときにはHJと飛翔を使ったほうがチャンスが巡ってきやすい。

 また、強力なスペルカードや射撃を使えば雷を貫通して攻撃したり、雷を早期に消して無防備な状態を作り出すことも可能で、魔理沙の6Cとナロースパークを使えば容易に実現可能。
 この他、相殺されない射撃を使えば問題なく攻撃もできるため、幽々子などは暇があればC射撃で攻撃するのも良い。
雲界「玄雲海の雷庭」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・幽々子・萃香
 画面中央に位置取り、ランダムで大量の雷を走らせつつ、全方位に雷弾を撒く。
 雷は一つにつき霊力を2削り、威力が非常に高いため密集しているところに当たってしまうと磨耗が激しく、雷を大量に喰らうと4000近いダメージを受けてしまう。
 それぞれの攻撃は一定の周期で行われるため、雷弾に邪魔されない状況かつ、雷が発生していない状況を待って初めて攻撃を仕掛けられるということになる。

 霊夢はタイミングよくダッシュC、魔理沙は6B、アリスは3A、萃香は2Cを使うことでシビアだがダメージを与えることが可能。しかし、射撃を使う魔理沙と萃香は磨耗しやすいため危険。
 咲夜、妖夢、幽々子は画面端に位置取り、基本的にしゃがむなどして待ち、雷が来たら密度が薄いところを飛翔で避ける。この繰り返しで霊力を出来るだけ高く保ち、雷弾の合間を縫って咲夜は6Cかマジックスターソード、妖夢は6Cと憑坐の縛、幽々子はCを撃って攻撃を仕掛ける。
 しかし、姿勢の低い妖夢以外は地上に居られる状況は少なく、霊力がすぐ足りなくなるため運要素が多く、安定しない。

 ランダム要素が強く、ミスの危険性とそのダメージが非常に高いため、対処法の有無に限らず強力なスペルカードを使用して早めに終わらせてしまいたい。
 また、隙の大きいグレイズ攻撃で強引にダメージを取りに行くと、隙に手痛いダメージを受けてしまうため、自分や相手の残体力と相談して使おう。



■非想非非想天の娘−比那名居天子

stage ステージタイトル キャラクター 使用スペルカード
成仏してみます? 西行寺幽々子 壱・弐
萃まる暇潰し 伊吹萃香 壱・弐
勘違いの代償 パチュリー・ノーレッジ 壱・弐
地上の人形 アリス・マーガトロイド 壱・弐・参
人間の限界 霧雨魔理沙 壱・弐・参
悪魔の世話役 十六夜咲夜 壱・弐・参・四
幽霊の業 魂魄妖夢 壱・弐・参・四
Final 楽不可極、暇不可潰 博麗霊夢 壱・弐・参・四・伍

□有効な攻撃手段
・ダッシュC
 発生までグレイズがあるため、混戦にはもってこいの技。混戦時には積極的に使っていこう。

・C、JC
 発生やキャンセルまでの時間に難があるが、全段ヒット時の威力は高く、相殺強度もあるため主力として使っていく。
 ダメージ覚悟で使わないと、こちらからもダメージを与えるのが難しい場面も。

・坤儀の剣
 相手に重なった状態でB版を当てれば非常に高いダメージが出る。
 地上の相手にしか当たらないが、高レベルならば二発で撃破可能になるため、積極的に使っていきたい。

・非想の威光
 遠距離かつ地上の相手に対して使う技。見た目より縦の攻撃範囲が狭いのだがダメージは高く、高レベルならば三発でスペルを撃破できる相手が多い。

・天道是非の剣
 暗転までは完全無敵だが、暗転後はグレイズになるため特別射撃に対しては使えない。
 ダメージを与える手段として弱くはないが、消費が中途半端なので、これを使うなら切り札である5コストを使ったほうが手っ取り早い。

・天地開闢プレス
 一段目は威力が低く、無敵に関しては天道是非の剣とほぼ同じ性能。
 二段目は攻撃終了まで完全無敵で、威力が5000あるためヒットさせればほぼ全てのスペルを一撃で撃破可能なので、落下地点がしっかりと合うように位置調整して使っていこう。

・全人類の緋想天
 空中発動可能で攻撃範囲が広く、暗転後から動作終了まで完全無敵。ダメージも非常に高いためスペル飛ばしの切り札となる。


 動作の重い射撃が多いため、厳しい戦いを強いられることとなる。使える状況で的確に射撃でダメージを与えたら、後はダメージを割り切ってグレイズ技を使って倒しに行く方が安定することもある。
 対処の難しいスペルに関しては、5コストのスペルカードを使って飛ばしてしまおう。


○デッキ構成と使いどころ
・お勧めカード
 体力回復・坤儀の剣非想の威光・天罰の石柱・天道是非の剣天地開闢プレス全人類の緋想天

・スキルカード
 坤儀の剣は対地上にしか使えないが、爆発力は申し分ない。非想の威光は強化しておくと使う場面でのダメージ効率が上がるため、使って損は無い。
 天罰の石柱はヒット時に弾が消滅するタイプのスペルカードに対して使えるが、無理に使う必要性は薄い。

・スペルカード
 5コストのスペルカードはどちらも最終スペル以外を一撃で撃破できるため、極端な話苦手な四枚を選出して、それらは全て5コストのスペルカードで撃破するという考え方で進めていける。
 余程のデッキ事故でない限り、5コストのカードが二回使った時点で無くなるということは無いと思われるため、三回は確実に使えると見込み、5コストを使うつもりの四枚のうち、一枚は練習してカード使用の必要を無くするか、天道是非の剣で撃破できるように練習しておくと良いだろう。
 とはいえ、妖夢の瞑斬「楼観から弾をも断つ心の眼」以外は慣れれば残機を削られない程度には安定するため、
 スキルカードを使用して他のスペルカードを楽に越せるようにするのも一つの楽しみ方だろう。


□CPU使用スペルカード攻略

要石「天空の要石」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香・鈴仙・小町・衣玖
 16way弾を4セット放つ要石を設置>ジャンプで移動 を繰り返す。
 要石は位置が確定するまで射撃の攻撃判定があるほか、設置位置はランダムで、水平>垂直と移動して位置が確定される。
 弾は速度が遅く、量が多いためループ数が増えると対処がその分難しくなる。

 先制攻撃と、発射音を数えて弾をグレイズで消し、安全な状況を作り出すのが重要。
 弾はグレイズした瞬間に消え、磨耗はあまり多くならないため、慣れないうちはダッシュ往復で安全と確証を持てる状況になるまで待つのも得策。
 ただし、攻撃を仕掛ける際は出来る限り背後を取り、発射された直後の要石を喰らうことのないように。
乾坤「荒々しくも母なる大地よ」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香・鈴仙・小町・衣玖
 こちらの頭上へ飛び、要石に乗って踏みつけると同時に周囲の地面から柱を隆起させる。
 踏みつけ攻撃は中下段攻撃だが体力削り、霊力削りが一切無い。隆起する柱の高さはランダムで、地面が浮き沈みする際にガード不能打撃の攻撃判定が発生する。

 画面端に位置取ってガードしているだけで隆起する柱は一切当たらなくなる。あとは、柱が隆起した直後に攻撃を加え続けるだけで簡単かつノーダメージで撃破可能。
霊想「大地を鎮める石」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香・鈴仙・小町・衣玖
 目の前に全方位に針弾を乱射する要石を出し一定時間攻撃>ジャンプで移動 を繰り返す。この間、画面中にランダムで光球が降ってきて、地面に着弾すると中下段クラッシュで特別射撃の要石が飛び出す。
 針弾は量が非常に多くグレイズしても消滅しないため、グレイズはほぼ不可能なので接近は禁物。
 要石は発生後にランダムの高さでしばらく停滞し、身代わり判定が残り続けるほか、天子が放つ針弾も消す能力がある。

 天子側が振り向くタイミングはジャンプの直前のみとなっており、相手がこちら側へジャンプしてくる限りは背後を取り続けることが可能なので、まずは画面端に追い詰められた形を作って背後を取ろう。
 とりあえず距離を離せば飛び出した要石で大半の針弾を消してくれるため、後は要石が出現する位置に気を配りつつ、レーザー系射撃又は相殺されない射撃で攻撃をする。
 ジャンプ移動で近くに来た場合は、早めに反応してダッシュするか、垂直HJから飛翔を使って大きく回って裏を取るようにする。


 スペルなしで対処する場合はこういった方針で攻めれば良いのだが、咲夜、妖夢などはスペルカードが無いとダメージを与えるのが困難と言える。
天地「世界を見下ろす遥かなる大地よ」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・パチュリー・幽々子・紫・萃香・鈴仙・小町・衣玖
 地面に剣を突き刺して足元一帯で柱を隆起させる>剣を掲げて全方位に弾を降らせる>ジャンプで移動 を繰り返す。
 周囲の地面隆起は高さがある程度ランダムだが、天子の位置は固定で最も高くなる。また、ステージの半分程度距離があると隆起しない。隆起した柱はガード不能の打撃判定でダメージが非常に高く、柱二本のダメージだけで4000近くなるため、このスペルで最も警戒すべき点。
 ただし、乾坤「荒々しくも母なる大地よ」とは違い、沈む時には攻撃判定が発生しない。
 また、降ってくる弾は時間差があり、弾を喰らって浮いているところに地面隆起が連続ヒットしたり、ダウンした起き上がりに回避不能のタイミングで地面隆起が発生したりもするため、しっかり対応しないと危険。

 地面を隆起させた直後が攻撃のチャンスで、天子の高さは必ず固定のため、あらかじめ飛翔などで高さを調節しておくと効率よくダメージを与えられる。
 ばら撒き弾は隆起した柱を壁にしてダッシュすれば妖夢と紫以外は喰らうことが無いため、天子がジャンプして移動するまではこれで簡単にグレイズ可能。
 天子がジャンプ移動を終了したら垂直HJ+飛翔で高さを合わせて攻撃しよう。
 妖夢、紫の弾のグレイズに関しては、ダッシュ>HJ>後飛翔>着地後ダッシュという形でグレイズして誤魔化そう。
「全人類の緋想天」 霊夢・魔理沙・咲夜・妖夢・アリス・幽々子・紫・萃香・鈴仙・小町・衣玖
 大半のキャラクターの最終スペルで、総体力が10000あり、2500毎に段階が進み、攻撃方法が変化する。
 攻撃変化後は次の攻撃を出すまで相手はしばらく無敵になるため、霊力回復や状況整理、設置などを行う余裕ができる。

・第一段階(10000〜7500)
 全方位に大量の針弾を連射する。外側の弾ほど弾速が早く、内側の弾はかなり長時間残る。受身不能時間が非常に長く、ヒットしてしまうとかなりの時間を稼がれて次弾を発射されてしまう。
 まずは距離を取り、弾を引きつけてダッシュ>天子の斜め下で前HJ>天子の目の前から元居た場所へ向けて飛翔で着地>前Jから射撃>飛翔などで画面端に戻る というパターンを繰り返す。攻撃力の高い行動を選べば、最低でも2ループ目にダメージ重視攻撃で片付くはず。

・第二段階(7500〜5000)
 第一段階同様に全方位針弾>4way回転レーザー を繰り返す。針弾の性質は第一段階と全く同じため、同じパターンで攻撃しよう。
 レーザーは霊力削りが激しく、空中で喰らってしまうと非常に高いダメージになりやすい。レーザーの発射源が回転しながら外側へ広がっていくため、中央に潜り込んで攻撃を仕掛ける。
 手間取っていると、再び全方位針弾が来て直撃を喰らってしまうため、手早く次の段階へ移行させよう。
 ただし、レーザー発射直後などに段階移行をさせると、レーザーが残ってしまうためその点にだけ注意。

・第三段階(5000〜2500)
 こちらをサーチして極太レーザーを照射>4way回転レーザー>全方位針弾 または 極太レーザー>全方位針弾>4way回転レーザー を繰り返す。どちらのパターンが選ばれるかはランダム?で4way回転レーザー、全方位針弾の性質は前段階と同じ。
 極太レーザーはダメージは並でそこそこ磨耗するが、避けてしまえばその間は攻撃し放題のため、楽に形態変化させることが可能。

・第四段階(2500〜)
 極太レーザー+全方位針弾を連発する。基本的な性質は前段階までのものと同じ。
 全方位針弾は弾が半減しており、極太レーザーと同時に発射されるが、この攻撃周期が非常に早くなっているのが特徴で、極太レーザー一本を撃ち終わる前に次の極太レーザーが発生しているため、何らかの攻撃をヒットorガードしてしまうとLimitに到達するまでほぼ確定で喰らってしまう。
 極太レーザー二本と針弾があるため磨耗も激しく、攻撃する隙が殆ど無い。

 基本的には無敵時間中に強力なスペルカード設置したり、無敵スペルカードを直撃させて終わらせるのが良いが、万一スペルカードが用意できていない、又は失敗した場合はダメージ覚悟のグレイズ攻撃で攻めよう。
 グレイズ攻撃も無いキャラは、往復ダッシュで下方向に極太レーザーを集め、垂直HJなどのグレイズで針弾を消して攻撃を仕掛けるのが良いが、これもダメージ覚悟で行うこと。


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