■特設・気質発現システム詳細編

 本作の大きな特徴の一つであり、対戦に非常に大きな影響を与える気質発現システム。
 全部で15の天候があり、その性質と法則性をしっかりと把握して有効利用や対応の方法を覚えておかないと、いざ実戦という時に対応が追いつかずに敗因となってしまったり、逆に相手より上手く天候を利用できれば逆転も可能である。
 ここでは、15種類の天候とその効果、そして具体的な利用方法などを考察する。

気質発現の基礎知識 予報システムの基礎知識 予報変化一覧表 天候の及ぼす効果 キャラ別天候対策

■気質発現の基礎知識
 システム解説でも説明したように、画面上部中央にある気質値が時間経過もしくは天気玉の発生により増加し、50以上になると気質の文字が特定の天候を表示する予報に変化する。
 この状態でシステムカード「気質発現」を使用するか、引き続き時間経過もしくは天気玉の発生によって気質値が100になると、予報されていた気質発現が起こる。

 気質発現後は、その天候により様々な影響を戦いの場に及ぼす。システムカード「気質発現」使用時はその時点での気質値、時間経過や天気玉により気質値が100から発現した場合は100から、時間経過もしくは天気玉の発生により減少し、0になるとその天候が終了し、再び気質値が溜まり始める。




■予報システムの基礎知識
 気質値が50以上になることで表示される予報だが、最初にどの天候が予報されるかはランダムで、使用しているキャラクターやステージ、BGMには一切関係が無い。
 この予報された天候は、そのまま発現が確定するわけではなく、以下の条件により変化する。

・スペルカード発動
・ダウン(床バウンド)
・壁バウンド


 スペルカードはその消費コストによって一枚から五枚のカードを消費する必要があり、ダウン(床バウンド)や壁バウンドはどちらかがダメージを受けて発生させる必要があるため、どの手段にしてもノーコスト、ノーリスクの予報変更は不可能である。

 これらの条件により変化する予報はランダムではなく、固定された順番でループするようになっている。

 この順番を把握することで、天候を制御する目的での連続技の選択やスペルカードの運用ができれば、自分に有利な天候に導いたり、自分に不利な天候を避けるなどの行動が可能になる。
 予報の変化する順番については次項。




■予報変化一覧表
 予報される天候の順番を覚えるにあたって、単純に天候を並べるだけでは記憶しづらいと思われるので、大まかな性質と気質対応キャラクターを一つの表にして以下にまとめた。

天候 対応キャラクター 気質発現時に表示される文 大まかな性質
快晴 博麗霊夢 空を飛ぶ程度の天気 飛翔性能向上、消費量減少
霧雨 霧雨魔理沙 スペルはパワー程度の天気 スペルカード威力上昇
曇天 十六夜咲夜 符を器用に使える程度の天気 スペルカードコスト減少
蒼天 魂魄妖夢 連携が鋭くなる程度の天気 必殺技キャンセル必殺技可能
アリス・マーガトロイド 霊力が強まる程度の天気 霊力回復速度上昇、必殺技威力上昇
花曇 パチュリー・ノーレッジ 打撃が使えない程度の天気 A攻撃使用不能、霊力回復待ち時間なし
濃霧 レミリア・スカーレット 吸血鬼っぽくなる程度の天気 打撃で与えたダメージの半分だけ回復
西行寺幽々子 幽霊っぽくなる程度の天気 攻撃を受けるとカードゲージ減少
天気雨 八雲紫 防御が怪しくなる程度の天気 ガードミスをすると即ボーダークラッシュ
10 疎雨 伊吹萃香 必殺技全開になる程度の天気 必殺技のレベルが全てMAX
11 風雨 射命丸文 空中戦に強くなる程度の天気 空中ダッシュ三回可能、一部打撃hjc可能
12 晴嵐 鈴仙・優曇華院・イナバ 符が見えなくなる程度の天気 手持ちのカードが全て判別不能
13 川霧 小野塚小町 距離が変になる程度の天気 両者に一定の距離を保つ強制移動が働く
14 台風 永江衣玖 勝負が荒れる程度の天気 ガード不能、常時アーマー状態
15 極光 比那名居天子 何が起こるか不明程度の天気 他の天候の性質がランダムで発動

 予報変化の順番はこのようになっており、「極光」から変化すると「快晴」になり、ループする仕組みになっている。
 ちなみに、本攻略サイトではキャラクターを列挙するときは、この天候と対応キャラクターの並びに準拠して挙げていくようにしている。




■天候の及ぼす効果

○快晴
・飛翔性能の向上
・飛翔の霊力消費量減少
・回避結界時のボーダークラッシュがなくなる


 飛翔性能の向上と、消費減少により空中に逃げるという行動が非常に取りやすくなり、飛翔速度が速いキャラは消費を気にせず接近を狙えたり、浮遊タイプの飛翔を持つキャラなどはより相手を翻弄しやすくなるなど、飛翔を使った攻防をより積極的に行える。
 また、攻撃範囲の広い磨耗射撃を空中の相手に狙っても、本来より飛翔+磨耗分の霊力消費が減っているため確定ダメージを取りづらいことにも注意。
 ただし、鈴仙とレミリアは飛翔の消費量減少の恩恵を受けられないため、一方的に損をする形になる。

 もう一つの、回避結界時のボーダークラッシュが無くなる効果は防御側には非常に大きな利点で、攻撃側としては攻め込んでもローリスクに逃げられる可能性が高くなるということでもあるため、連携に回避結界対策となる選択肢を混ぜるなどの読みを多く組み込むか、固めをある程度妥協していく必要がある。
 しかし、ボーダークラッシュの特性である、減少分の最大値まで霊力が回復する効果もなくなるため、回避結界発動時の残霊力次第では、追いかけられて空中ガードさせられた際に普段よりもボーダークラッシュの危険性が高くなるという状況も考えられる。



○霧雨
・スペルカードの威力が1.25倍

 スペルカードヒット時、ガード時のダメージが1.25倍に上昇するため、無敵時間のあるスペルカード、発生が早く確定反撃に使い易いスペルカード、ガードさせた際の削りダメージが大きく隙が小さいスペルカードなどは非常に強い恩恵を受ける。
 一方で、元々ダメージの低い、もしくはダメージの無い特殊なスペルカードなどはあまり効果が無いと言える。
 無敵があり、特定の行動に対して非常に強く、威力も全スペル中トップクラスの魔理沙の彗星「ブレイジングスター」や、無類の割り込み性能と高威力が魅力の妖夢の人鬼「未来永劫斬」などは、この天候時のダメージが尋常ではなく、相手も警戒せざるを得ないので、セットしておくことで非常に強いプレッシャーを与えられるだろう。



○曇天
・スペルカードの消費コストが1枚減少(消費コスト2枚以上のスペルのみ)
・各種行動時に溜まるカードゲージの量が2倍

 消費コスト2なら半分、コスト3なら3分の2になるので、コスト2,3のスペルカードが特に使いやすくなる天候。それらのスペルカードが立ち回りや起き攻めなどに使い易いものならば、積極的に使っていくと良いだろう。

 カードゲージ上昇量が倍になる点についても、これらの低コストスペルカードを多用する戦術を助けるものとなるが、立ち回りへの直接的な影響や、プレッシャーにはならないため、おまけ程度と考えておこう。



○蒼天
・必殺技キャンセル必殺技が可能になる

 必殺技キャンセルの条件としては第一に、必殺技をキャンセルするタイミングは、本来スペルカードでのキャンセルも可能なタイミングであることで、元々がスペルカードなどでキャンセルできないものならば、必殺技でキャンセルすることもできない。
 第二に、同一技でのキャンセル、または直接的なキャンセルの繋がりの中に同じ必殺技を二回組み込むことはできないことで、例えば魔理沙で

・ウィッチレイライン>メテオニックデブリ>Cミアズマスウィープ>空中メテオニックデブリ

 という繋ぎをしようとしても、この空中メテオニックデブリは二回目になるため、キャンセルでは出すことができない。
 しかし、射撃必殺技のハイジャンプキャンセルや飛翔キャンセルを挟めば繋がりは切れるため

・グラウンドスターダスト>メテオニックデブリ>hjc>空中ウィッチレイライン>空中メテオニックデブリ

 といった風にキャンセルすることは可能ということである。

 キャラクターや使用しているスキルカードによって多彩な必殺技の組み合わせが考えられるため、連続技や連携の強化のために繋ぎを把握しておくと良いだろう。



○雹
・霊力回復速度上昇
・必殺技の威力が1.25倍

 霊力回復速度上昇に伴い射撃戦での全体的な射撃の回転率が上がるほか、連続技で多く霊力を消費しても、ダウンさえ取れれば起き攻めに使うのに充分な霊力が確保できる場合が多くなる。
 よって、連続技後の残霊力を重視して打撃で連続技を締めるといった安定策より、ダメージ重視で必殺技による締めなどを積極的に行ってダメージ増加分もしっかりと取っていくという戦法が可能になる。

 なお、鈴仙のみこの天候で飛翔の霊力消費量が減少する。とりあえずは快晴、花曇でのそれらの効果が無い代わりだと思っておこう。



○花曇
・A攻撃、ダッシュ攻撃の使用不可能
・霊力回復待ち時間なし

・飛翔の霊力消費量減少

 打撃の大半が使用不可能になるが、霊力は使用していなければ常に回復し、連続で射撃を撃っても動作中に回復していくため、実質的に射撃を撃ち放題になり、飛翔の霊力消費量も大幅に減るため打撃・射撃・グレイズの三すくみが大きく傾く。
 打撃の択が大幅に減るために固めが困難になり、回避結界を止める手段もかなり限られ、霊力も常に高い状態になるため射撃による固めや、磨耗射撃によるボーダークラッシュを狙うこともほぼ不可能。

 しかし、射撃、必殺技、スペルカードの打撃は使用可能で、ある程度隙のある技に対して確定反撃として打撃を使えないため、普段は反撃を受ける技でも相手が反撃に適した射撃や必殺技、スペルカード持っていないなら反撃を安く済ませることも可能という利点もある。
 基本的には、強力な射撃で先手を取ってそのまま畳み掛けて相手を圧倒することを第一目標とし、射撃戦に不向きなキャラや、先手を取られた場合などは消費量の減った飛翔などを活かしてグレイズをしつつ合間を縫って射撃を、グレイズや射撃無敵付きの必殺技、スペルカードを持っているならそれらによる差し込みを狙っていくのが良いだろう。

 なお、飛翔の霊力消費軽減は、レミリア、鈴仙には適応されていない。



○濃霧
・打撃をヒットまたはガードさせた時、与えたダメージの半分だけこちらが回復

 連続技に打撃の比率が高いキャラクターや、強力な打撃属性スペルカードを持つキャラなどが特に恩恵を受ける天候。
 レミリアの夜王「ドラキュラクレイドル」などは相手の体力が最大値ならば体力を2000以上回復できるため、戦況に与える影響も非常に大きい。
 また、連携に組み込みやすく削りにも向いた技としては紫のC版「禅寺に潜む妖蝶」や衣玖の「龍魚の一撃」魚符「龍魚ドリル」などが挙がり、無理に崩しに行かずにこれらの技で地味に削りつつ回復していくというのも面白い選択肢である。



○雪
・スペルカード以外の攻撃をヒットまたはガードさせた際に、相手のカードゲージを減少させる

 ただ相手のカードゲージを減少させるだけでなく、先頭に表示されているカードを破壊してカードゲージに変換するという性質を持っているのが最大の特徴。
 カードゲージ減少量は攻撃力や属性に関係なく一定で、ヒット時はゲージ減少量がガード時の二倍になる。
 この天候で守勢に回ることは、直接的ではないが戦略的に手痛い被害になる可能性があるため、攻めることで相手のカード破壊を狙うか、無敵技のプレッシャーなどを活かして逃げ切るかのどちらか、又は両方を理想として立ち回りたい。

 攻撃側から見れば、カードが一枚でも表になっていて、尚且つ途中まで蓄積されているカードゲージが無い状況になれば、攻撃をヒットまたはガードさせた時点で先頭のカードを破壊することができ、相手の手持ちカードが五枚ならより確実であるため、一撃でも攻撃を加えることに価値がある。
 相手側も当然これを狙ってくるので、使えそうなカードは早いうちに使ってしまったり、比較的必要性の低いカードを先頭に送るなどの対処も取っておけば、不利になった時でも使いたいカードを温存できる可能性が高い。
 ちなみに、デッキ内のカードが残り五枚以下かつ、全て表示されている状態で連続で攻撃を受けた場合でも、内部的にはカードゲージが存在することになるため、一気にカードが破壊されるということはない。



○天気雨
・中段攻撃、下段攻撃のガードミス時に必ずボーダークラッシュが発生
・ボーダークラッシュした霊殊の復活速度上昇


 中下段のガードミスが直接的なダメージに繋がらないが故に、発生の早い中下段の択の存在があると言っても過言ではない本作で、中下段が直接的ダメージに繋がるようになるという危険な天候。
 ボーダークラッシュ後の追撃にはBorder Resist補正が掛かるとはいえ、距離次第でボーダークラッシュ確認から近Aコンビネーション等を使った連続技が確定するので被害は決して小さいものではない。
 
 一方、ボーダークラッシュした霊殊の回復速度が上がることから、回避結界などを使ってもすぐに霊珠が回復するため、回避結界を使うリスクが低くなる。
 ボーダークラッシュ自体は発生するため発動時に霊力回復もあり、「快晴」よりも単純に使い易いと言える。
 相手側としても、回避結界頻度が上がることは攻める上で厄介なことなので、中下段属性を持つ打撃の択が自然と増えることになると思われるが、無敵技を持っているならこれらを読んで割り込みを狙う、又はそれらのスペルカードによるプレッシャーを活かして読み合いのリスクを意識させたい。

 なお、天候終了後は霊珠の回復速度が元に戻るため、終わり際に霊珠が回復してない状態になると後が辛くなるので、残り時間を見ながら回避結界の使用を控えたり、相手をクラッシュさせた際に再度連携を迫り、霊珠を奪うことを優先することで天候終了後に優位に立つことを狙うのも有効な戦術。



○疎雨
・全ての必殺技が、現在のLVに関係なくMAXになる

 本来ならスキルカードを4回使用する必要があり、なかなかカードが回ってこなかったり、止むを得ずスペルカードと共に消費されたために枚数が足りなくなるなどで、LVMAXの必殺技を実現するのはなかなか難しい。
 しかし、この天候に限ってはそのLVMAXの強力な性能を存分に活かすことができるため、単純な威力強化の必殺技はともかく、弾数や攻撃回数、本来は無い攻撃判定や無敵の付加などの大幅な性能変化が見込めるものはしっかり把握し、この天候専用の連携や連続技、立ち回りなどを考えておいて損はない。



○風雨
・一回のジャンプ中に空中ダッシュ、飛翔を使用できる回数が三回になる
・各種基本攻撃、ダッシュ攻撃にhjcが掛かるようになる


 基本的に一回のジャンプにつき、空中ダッシュや飛翔が可能な回数は二回まで(空中ダッシュ回数保存などの例外あり)だが、この天候に関しては三回になるため、空中での詰み状況が大幅に減るのは大きな利点。
 空中ダッシュが尽きているため、受身を取らずにダウンを選択する状況などでも、風雨になったので受身を取って飛翔で逃げて仕切り直しを狙うという行動を取ることもできる。

 一方、各種A攻撃とダッシュ攻撃のhjcは、ヒット、ガードを問わず可能なタイプ、ヒット時のみ可能なタイプ、ヒット、ガードどちらの条件でもhjcできないタイプの三つに分かれる。
 これらのhjcは通常の射撃hjcと違ってコマンド廃棄が無いため、最低空で必殺技が出せることを利用したり、それぞれの技のhjc条件を把握して、風雨専用の連続技や連携を組み立てることができると良いだろう。



○晴嵐
・手持ちの表示されたカード、伏せられたカード全てが「?」になる

 両者の手持ちカードとカードゲージ上昇を見た目で判別できないようになるだけで、カードの内容や並び順、枚数には一切影響が無い。
 しかし、先頭のカード内容も解らずに使用しては、相手の目の前でスキルカードや隙のあるスペルカードを発動してしまうことにもなりかねない。
 よって、事前に手持ちの表示カードの内容と並び順を把握しておくことで普段通りの運用が可能だが、この天候になってから内部で新たに開示されたカードまでは把握しきれないため、先頭に来ていないカードを使用するならば、カードゲージが溜まり、新しいカードが表示されたかどうかを音で把握するという必要もあるが、相手側のカードゲージが溜まった音との判別はできないため、確実とはいえない。。
 また、無敵のあるスペルカードなどが先頭に来ていても把握できないため、密かにそういったカードを先頭に持って行って使用するというのも有効で、この対策として事前に相手側のカードも把握しておくということが重要になる。



○川霧
・両者が常に一定の距離を保つように強制移動効果が働く

 正確には、”両者の中間を軸として、左右に等距離離れた位置に吸い寄せる強制移動効果”で、両者の位置関係により常に変動するため、強制移動効果の中でもかなり特殊なものになる。
 基本は射撃やリーチ、突進力に優れた単発技の応酬になることが多く、中距離戦に優秀な技を多く持つキャラクターが有利になることが多い。
 強制移動の力は吸い寄せる位置から遠いほど大きいが、外側よりは内側の方が強制移動の力が強いため、自然と接近するのが難しくなり、本来の連続技などは殆どできなくなったり、霊夢の神技「天覇風神脚」や妖夢の人鬼「未来永劫斬」に至っては画面中央では最後の攻撃が当たらなくなってしまう。
 しかし、ヒットストップ中とスペルカードを発動しているキャラのみ、この強制移動効果が一時停止するため、これらの効果を利用すれば画面端などではスペルカードを使った単純な連続技なら狙うことができるということである。
 この他、各種強制移動効果を相手に与えた場合は、川霧の強制移動効果を上書きするため、萃香の「萃鬼」などは通常とは更に違った間合い取りになる。



○台風
・両者が常にアーマー状態かつ、ガード不能状態になる

 対戦への影響力がトップクラスに高い天候。常にアーマー状態というのは、各種のけぞりやダウンも一切発生しない状態であるため一部の状況以外では天気玉も発生せず、天候は気質値通りの時間続くため、この間に両者が接近戦を続けると、それだけで勝負が終わってしまいかねない。
 正面から突っ込んで攻撃を仕掛けることでダメージ勝ちできるならそれでも良いが、実際には相手が素直に付き合ってくれるとは限らず、逃げながらの射撃に対して対処できずに喰らってしまい、いたずらにダメージを受けてしまったり、接近戦でもスペルカードや必殺技などを交えるとダメージも大きく変動してくるため、基本は両者間合いを離しての探り合いとなりやすい。

 台風時に役に立つのは通常時同様に数や相殺強度などの優秀な射撃だが、中、近距離ではヒットストップと密度に優れた射撃が好ましい。
 例えば咲夜のB射撃などは、正面からヒットさせれば比較的長い時間相手の動きを止められ、その間に間合いを取ったり、更に射撃を当ててダメージを稼いだりできるということである。

 また、台風のアーマー状態では、ヒット時に特殊な追撃に派生する妖夢の人鬼「未来永劫斬」、文の「幻想風靡」や、打撃投げに属する小町の薄命「余命幾許も無し」や萃香の酔神「鬼縛りの術」などはヒットしても効果が無く、ガード不能投げの妖夢の「折伏無間」、萃香の鬼符「大江山悉皆殺し」なども効果が無い。
 しかし、例外として萃香の萃鬼「天手力男投げ」は地上、空中ヒットを問わずに投げることができ、天候の性質上ガード不能であることから、台風時に最も脅威となるスペルカードの一つだろう。



○極光
・どれか一つの天候の効果がランダムで発生

 どの天候の効果が発生しているのかは背景演出などでは判断できないため、実際に起こっている効果から判別する必要がある。
 一部の天候は短時間で効果を特定することはなかなか難しいが、それぞれの性質から判断材料となる要素は多く、両者に等しく掛かるため、自分だけではなく、相手の動きや状態の変化からも判別できるので、普段の立ち回りで起きることに注意を配りつつ、それらの変化に気付いて対応できると良い。
 効果を先に把握できれば試合を有利に進めることも可能なので、プレイヤーの早い判断が要求される。

 ちなみに、この天候の時にシステムカード「気質発現」を使用すると天候が再発動するため、性質が変化する。



■キャラクター別天候対策(製作中)

・博麗霊夢

・霧雨魔理沙

・十六夜咲夜

・魂魄妖夢

・アリス・マーガトロイド

・パチュリー・ノーレッジ

・レミリア・スカーレット

・西行寺幽々子

・八雲紫

・伊吹萃香

・射名丸文

・鈴仙・優曇華院・イナバ

・小野塚小町

・永江衣玖

・比那名居天子



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